フード

生姜をひと絞り、さっぱり仕上げる冷やし中華。

どのみち毎日食べるから。Vol.36

どのみち毎日食べるから。

artwork: Ryuto Miyake
photo: Kazuharu Igarashi
cooperation: Yu Kokubu

2026年8月14日

発売中!

生姜をひと絞り、さっぱり仕上げる冷やし中華。

『はじめの自炊帳』

連載「どのみち毎日食べるから。」が書籍化!
醤油、塩、砂糖、みりんなど基本の調味料で作る、ずっと飽きないスタンダードな31品を掲載。特別なテクニックも食材も使わず、誰でもとびきりおいしい料理が作れる料理入門書です。

『はじめの自炊帳』

 生きているかぎりどのみち毎日触れ合う料理。自らの手でおいしく作れる知恵があれば、これからの人生、楽しくなるはず。このポッドキャストは料理家の土井光さんに、自分や家族が毎日食べて「あぁ、オイシイ」としみじみ感じる料理を教えてもらう番組。特別なテクニックも食材も不要。10分前後の音声を聴けば誰でも作れるメニューばかりだから、近所のスーパーに向かう道中にでも聴いてほしい。第三十六回は、生姜をひと絞り、さっぱり仕上げる冷やし中華。

「出汁をベースにすればきりっとしたつゆに。ねりごまを加えれば、ごまだれとしても楽しめます」(土井光)

MEMO

材料は、中華麺、もやし、きゅうり、ハム、カニカマ、卵、紅生姜、生姜、薄口醤油、米酢、砂糖、ごま油、からし、出汁を取る用の昆布と鰹節。

出汁をとる。水5カップに対して昆布10cm角1枚と鰹節20g。

きゅうりを薄切りにしてから整列させ、細切りにする。

塩揉みする。

もやしのひげをとる。

もやしを茹でる。

ハムとカニカマを切る。

錦糸卵を作る。フライパンに油をしいて強火にし、溶き卵を入れて薄く広げる。

火が通ったら菜箸でぺりぺり剥がす。

少し冷ましてから細切りにする。

生姜をする。

茹でる前に麺をほぐす。粉がついていたら落とす。

麺を茹でる。

つゆを作る。出汁1カップに醤油大さじ4、酢大さじ4、砂糖大さじ1.5、ごま油大さじ1.5、生姜の汁を加える。

麺をしめる用の氷をボウルに用意しておく。

茹で上がった麺を冷水でしめる。ぬめりを取るようによく水で流す。

完成!

POPEYE

どこをどう切り取っても褒めるところがない蒸し暑い日々を少しだけ好きにしてくれる、冷やし中華。湿度を一瞬で吹き飛ばす除湿機顔負けの爽快感は、適当に入った中華料理屋でも十分味わえるけれど、土井さんのレシピはキンキンに冷やした出汁に生姜が一絞り加わるから、よりブリージン。面倒くさがらず、具材を同じくらいのサイズに切り揃えれば、麺と調和も2000点。アイスコーヒーを振る舞うように友人に振る舞いたい。

プロフィール

生姜をひと絞り、さっぱり仕上げる冷やし中華。

土井光

どい・ひかる|1991年、大阪生まれ東京育ち。三ツ星レストランや老舗菓子店に勤め、在仏7年後帰国。現在は父である土井善晴の事務所に勤務。大学や調理師学校の講師、コラム執筆、フランスと日本文化をつなぐイベントなど行う。趣味はマラソン。

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