フード
ルーは使わず、炒めた玉ねぎでカレーライス。
どのみち毎日食べるから。Vol.33
どのみち毎日食べるから。
artwork: Ryuto Miyake
photo: Kazuharu Igarashi
cooperation: Yu Kokubu
2026年4月14日
発売中!
『はじめの自炊帳』
連載「どのみち毎日食べるから。」が書籍化!
醤油、塩、砂糖、みりんなど基本の調味料で作る、ずっと飽きないスタンダードな31品を掲載。特別なテクニックも食材も使わず、誰でもとびきりおいしい料理が作れる料理入門書です。
生きているかぎりどのみち毎日触れ合う料理。自らの手でおいしく作れる知恵があれば、これからの人生、楽しくなるはず。このポッドキャストは料理家の土井光さんに、自分や家族が毎日食べて「あぁ、オイシイ」としみじみ感じる料理を教えてもらう番組。特別なテクニックも食材も不要。10分前後の音声を聴けば誰でも作れるメニューばかりだから、近所のスーパーに向かう道中にでも聴いてほしい。第三十三回は、ルーは使わず、炒めた玉ねぎでカレーライス。
「市販のルーに比べると油をほとんど使わないので重たくならずに仕上がります」(土井光)
MEMO
材料は、豚肩ロース300g、玉ねぎ1個、生姜、にんにく、カレー粉大さじ1、レッドペッパー、小麦粉大さじ2、塩、バター15g、油、ケチャップ25g、醤油。
豚肉をやや大きめの一口大に切る。
肉の重さに対して1%の塩を揉み込む。300gなら3g。
玉ねぎは千切りにする。炒める時間を短くするため、なるべく薄く。
鍋にバターと油を少しだけ入れる。
玉ねぎを入れたら、焼き目がつくまで動かさずに置いておく。
生姜とにんにくをする。
玉ねぎは焦げないよう、ときどき返したり火を弱めたりして調整する。
生姜とにんにくを鍋に入れる。
別のフライパンで肉を焼く。
焼き目がついたら火を止める。
玉ねぎが鍋底に焦げついてきたら混ぜる。
玉ねぎがしんなりしたら小麦粉を加える。
小麦粉に火を入れるイメージで炒めていく。
カレー粉を入れ、辛さが欲しければレッドペッパーも少量加えて混ぜる。
ケチャップを加え、色が変わるまでよく焼く。
もちっとした感触になり小麦粉に火が入ったら、水2カップを少しずつ加える。
沸騰したら水を加える。これを3回ほど繰り返し、徐々に水を足していく。
豚肉を加える。
醤油を少し入れて、20分ほど煮込む。
完成!
POPEYE
これはカレーというよりは、ゴロッとした豚肉をあっさりしたカレーソースと絡めながらお米と食べる料理だ。
ん? それがカレーか。と一瞬頭が混乱するくらい、さっぱりとした味わいのカレー。市販のルーに含まれる小麦粉や脂と比べると格段にそれらの使用量が少ないので、自然と冒頭のような感想が出てくる。玉ねぎ、カレー粉、小麦粉、肉という最低限の要素で作り上げるから、カレーの成り立ちも理解できて、辛くしたり、異国のスパイスを足してクセのある味わいにしたり、自由自在にカスタムできるのも愉快。ヘビーなカレー特有の食後の眠気とも無縁だ。
プロフィール
土井光
どい・ひかる|1991年、大阪生まれ東京育ち。三ツ星レストランや老舗菓子店に勤め、在仏7年後帰国。現在は父である土井善晴の事務所に勤務。大学や調理師学校の講師、コラム執筆、フランスと日本文化をつなぐイベントなど行う。趣味はマラソン。
Instagram
https://www.instagram.com/hikaru___doi/
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