フード

どのみち毎日食べるから。

どのみち毎日食べるから。Vol.2

2023年7月24日

どのみち毎日食べるから。

artwork: Ryuto Miyake
photo: Kazuharu Igarashi
cooperation: Yu Kokubu

 生きているかぎりどのみち毎日触れ合う料理。自らの手でおいしく作れる知恵があれば、これからの人生、楽しくなるはず。このポッドキャストは料理家の土井光さんに、自分や家族が毎日食べて「あぁ、オイシイ」としみじみ感じる料理を教えてもらう番組。特別なテクニックも食材も不要。10分前後の音声を聴けば誰でも作れるメニューばかりだから、近所のスーパーに向かう道中にでも聴いてほしい。第二回はマヨネーズとポテトサラダの作り方。

「季節の野菜に手作りマヨネーズをつけるだけでちゃんとした“お料理”になるんですよね」(土井光)

MEMO

ポテトサラダの材料

じゃがいも以外は季節の野菜を用意。今回はそら豆をチョイス。玉ねぎ、ハム、ゆで卵が入るとポテトサラダらしくなる。

マヨネーズ材料

まずは、味の決め手となるマヨネーズを作る。材料はたまご、お酢、油、マスタード、塩。油はなんでも良いが、クセのない太白胡麻油が土井さんのおすすめ。

ボウルに卵とマスタードとお酢

ボウルにたまごの黄身2個、お酢を大さじ1、塩、マスタードを小さじ1を入れる。分量は目安なので慣れてきたらお好みで調整しよう。

ボウルを固定する

ボウルを濡れ布巾などで滑らないように固定する。

マヨネーズをつくる風景

ここがポイント! 分離しないように最初は少量の油を入れて素早く混ぜる。この後、トータル1カップくらいの量を少しずつ入れて混ぜていく。

混ぜる

凝固してきたら少しずつ油を垂らし入れていく。

お酢を加えて混ぜる

開始数分でマヨネーズらしくなってくる。

固さを確認
マヨネーズ完成

これくらいの固さになったら完成。油の量を増やせば、よりなめらかに、減らせば固めのマヨネーズになる。

じゃがいもをカット

ここからはポテトサラダの準備。じゃがいもは丸々湯がくのが理想だが、時間がかかるので今日は半分にカット。

じゃがいもを茹でる

水から茹でていく。

そら豆を茹でる
そら豆を氷水にさらす

じゃがいもを茹でている間に他の食材を準備する。そら豆は皮を剥いてから茹でて、氷水にさらす。

玉ねぎを切る
ハムを切る

玉ねぎは薄くスライスし、ハムは1cm角に切っていく。今回は新玉ねぎなのでそのまま食べるが、普通の玉ねぎの場合は少し水にさらすと良い。

じゃがいもの茹で加減を確認

串がスッと入ったらOK。

じゃがいもを潰す

木べらで適度にじゃがいもを潰していく。

ゆで卵をカット

準備した食材を入れて、ゆで卵をスライサーで細かく刻み加える。

マヨネーズを加える

すべての食材が入ったら手作りマヨネーズで味付け。

具材を和える

和えたら完成。

ポテトサラダ完成カット
POPEYE

POPEYE

マヨネーズは生まれてから何千回と食べてきた調味料だけど、恥ずかしながら手作りは始めてだった。控えめにいって、出来合いのモノとはレベルが違う。材料はシンプルなのに激しく混ぜるだけであんなに魅力的な味になるなんて、料理は魔法だと真面目に思ってしまった。そのマヨネーズを使ったポテトサラダなのでもちろんヤバい。じゃがいも、そら豆、玉ねぎ、ハムをマヨネーズで和える「だけ」の料理なのに、口に入れると色々な食感、香り、味が押し寄せてくる。これがハーモニーというやつか。それぞれの個性が残ったままミックスされたポテトサラダを食べて、混ぜると和えるの違いを知った。

プロフィール

土井光 プロフィール写真

土井光

どい・ひかる|1991年、大阪生まれ東京育ち。東京の女子大学卒業後、フランスリヨンにある『L’institut Paul Bocuse』にてフランス料理とレストランマネージメントを2年半学ぶ。フランス三つ星レストラン『Michel GuérardとTroisgros』、リヨンにある老舗チョコレート店『Bernachon』に勤める。在仏7年。帰国後、父である料理研究家土井善晴の事務所、おいしいもの研究所でアシスタントとして勤務。料理デモストレーションのフランス語通訳やフランスと日本文化を繋ぐイベント参加なども行う。趣味はマラソン。

Instagram
https://www.instagram.com/hikaruuud/