フード

餃子の要領で作る、ピーマンの肉詰め(エビ多め)。

どのみち毎日食べるから。Vol.34

どのみち毎日食べるから。

artwork: Ryuto Miyake
photo: Kazuharu Igarashi
cooperation: Yu Kokubu

2026年5月20日

発売中!

餃子の要領で作る、ピーマンの肉詰め(エビ多め)。

『はじめの自炊帳』

連載「どのみち毎日食べるから。」が書籍化!
醤油、塩、砂糖、みりんなど基本の調味料で作る、ずっと飽きないスタンダードな31品を掲載。特別なテクニックも食材も使わず、誰でもとびきりおいしい料理が作れる料理入門書です。

『はじめの自炊帳』

 生きているかぎりどのみち毎日触れ合う料理。自らの手でおいしく作れる知恵があれば、これからの人生、楽しくなるはず。このポッドキャストは料理家の土井光さんに、自分や家族が毎日食べて「あぁ、オイシイ」としみじみ感じる料理を教えてもらう番組。特別なテクニックも食材も不要。10分前後の音声を聴けば誰でも作れるメニューばかりだから、近所のスーパーに向かう道中にでも聴いてほしい。第三十四回は、餃子の要領で作るピーマンの肉詰め。

「肉ダネを作って蒸し焼きにするという基本の工程は餃子と同じ。包まなくていいのでぐっと手軽です」(土井光)

MEMO

材料は、殻付きの海老180g、鶏ひき肉70g、玉ねぎ70g、生姜5g、片栗粉大さじ1、塩、油。これでピーマン6〜8個分。

海老は殻をむき、背ワタをとる。

細かく切る。

ピーマンは半分に切り、種を取る。

玉ねぎと生姜をみじん切りにする。

ボウルに海老、鶏ひき肉、玉ねぎ、生姜を入れる。

塩を少し加える。

ヘラで混ぜ合わせる。

胡椒を入れて混ぜる。

片栗粉を入れる。

まとまるように混ぜ合わせる。

バットにピーマンを並べ、片栗粉(分量外)をふるう。

タネをスプーンですくい、ピーマンにのせていく。

フライパンに油をしき、タネが下向きになるように並べる。

お湯を1/3カップ入れる。

蓋をして5分蒸し、焼き目をつけていく。

油が足りなかったら追加する。

フライバンにお皿をかぶせてひっくり返す。

完成!

POPEYE

子供のころは野菜を食べさせたい大人の思惑から生まれたメニューと捉えていて評価が低めだったピーマンの肉詰め。成長してピーマンの魅力がわかる年頃になっても潜在意識で警戒しているのか、なかなか作ろうとは思わなかった。しかし、このピーマンの肉詰めはどちらかといえば、海老が主役。プリプリの食感とピーマンの食感とほのかな苦味が重なり、最高の大人のおつまみへと変身していた。工程はほぼ餃子だけど、包む手間がない分、餃子より簡単。なんなら皮よりヘルシーだ。余りがちなピーマンを一気に消費できるのも嬉しい、とか考えるなんて大人になったな。

プロフィール

餃子の要領で作る、ピーマンの肉詰め(エビ多め)。

土井光

どい・ひかる|1991年、大阪生まれ東京育ち。三ツ星レストランや老舗菓子店に勤め、在仏7年後帰国。現在は父である土井善晴の事務所に勤務。大学や調理師学校の講師、コラム執筆、フランスと日本文化をつなぐイベントなど行う。趣味はマラソン。

Instagram
https://www.instagram.com/hikaru___doi/