1936年に開設され、今年で創設90年を迎える『日本民藝館』。周年を記念した特別展が開催され、初回は民藝の出発点に立っていた陶芸家の河井寬次郎と濱田庄司の作品を展示する。
東京高等工業学校(現・東京科学大学)で出会い、生涯にわたって親交を深めた二人は、柳宗悦の思想に共鳴し活動するなかで、1925年に柳と共に「民衆的工藝」略して「民藝」を造語。実用を離れた当時の工芸の在り方に一石を投じ、日本の近代工芸界に大きな流れを生み出した。民藝運動の核となった二人だが、京都を拠点に多様な釉薬、彫刻、書など前衛的な創作を行った河井と、益子を拠点に沖縄の陶器やイギリスの技法を取り入れた、力強くモダンで美しい釉薬の作品を数多く残した濱田。それぞれの作品の魅力をじっくりと味わうことのできるこの機会にぜひ訪れたい。
インフォメーション
河井寬次郎と濱田庄司
会期:3月20日(金)〜5月27日(水)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
開館時間:10:00〜17:00 (入館は閉館の30分前まで)
入館料:一般¥1,500、大学、高校生¥800、中学生以下無料
場所:日本民藝館 東京都目黒区駒場4-3-33
Official Website
https://mingeikan.or.jp/exhibition/special/
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