土佐の海の恵みがもたらした装飾文化。宝石さんごに焦点を当てた展示「さんごをまとう―あこがれの帯留・かんざし―」が、『高知城歴史博物館』で開催中だ。数あるさんごの中でも、宝石となる種類は水深100〜1000mの暗い深海に生息する。そのため、かつて漁は危険を伴ったが、明治初年に高知沖で漁が始まると、廃刀令後の刀装具職人たちの手によって、銀や真鍮の精緻な細工に小さなさんご玉を添えたかんざしが数多く生み出され、人々の憧れの品となった。本展では、細やかな細工が施され当時の装いを彩ったかんざしと帯留を通して、土佐とさんご文化の結びつきを味わうことができる。現在、世界的にさんごの産地が減少する中、高知のさんごは「TOSA」と呼ばれる存在に。世界に誇る宝石さんごを、ぜひその目で確かめてほしい。
インフォメーション
さんごをまとう―あこがれの帯留・かんざし―
会期:2026年3月20日(金)〜5月24日(日)
場所:高知城歴史博物館(高知県高知市追手筋2-7-5)
時間:9:00〜18:00(日曜日は8:00〜18:00)
入場料:800円(常設展含む/団体20名以上640円)高知城とのセット券1040円(常設展含む)
Ofiicial Website
https://www.kochi-johaku.jp
Instagram
https://www.instagram.com/kochi_johaku35/
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