Vol.8 年始はお粥でひとやすみ。

どのみち毎日食べるから。

2024年1月26日

artwork: Ryuto Miyake
photo: Kazuharu Igarashi
cooperation: Yu Kokubu

 生きているかぎりどのみち毎日触れ合う料理。自らの手でおいしく作れる知恵があれば、これからの人生、楽しくなるはず。このポッドキャストは料理家の土井光さんに、自分や家族が毎日食べて「あぁ、オイシイ」としみじみ感じる料理を教えてもらう番組。特別なテクニックも食材も不要。10分前後の音声を聴けば誰でも作れるメニューばかりだから、近所のスーパーに向かう道中にでも聴いてほしい。第八回は手間も胃への負担も少ないお粥。

「モタモタしていないサラリと食べられる軽快なお粥です」(土井光)

MEMO

お粥の材料

米、塩、以上。

お粥材料

今回は中華風のお粥にするために鶏のささみ、ねぎ、ごま油を用意。

洗い米

ザルを使って米を研ぐ。洗った米をザルに広げて20~30分待つ。そうすることでお米が適正な水分量を吸ってくれる。この状態を洗い米と呼び、普通にお米を炊く場合は浸水する必要がなくなり、おいしく炊ける。さらなる詳細はポッドキャストで!

お米1/2カップに対して10倍の水をいれて中火にかける。これでだいたい2人前。最初は鍋に米がくっつきやすいので混ぜて様子を見てあげる。

水にお米をいれる

ちょっと不安になるくらいほとんど水。

鶏ささみをつくる

鶏のささみ、塩、お酒少々を水にいれて火にかける。沸騰したら火をとめて冷めたら完成。

ねぎを切る

ねぎを切る。

お粥
塩を加える

お米が写真くらいトロトロになったら完成。最後に塩をひとつまみ。この状態になるまでの時間はだいたい20分くらい。

鶏ささみをほぐす

鶏のささみをほぐす。

鶏のささみ、ねぎ、ごま油、醤油を最後に加える。

お粥完成

完成!

POPEYE

POPEYE

中華街に食べに行ったり、体調が悪いときにパウチに入ったものを食べたり、接点は結構あったけれど、自分で作ってみようという発想に至ることがなかった自炊の盲点、お粥。自作のお粥はもモタモタした印象はなくサラリと食べらる軽快さとDNAに沁みる味わいと優しさがあった。これぞ疲れた胃を癒すために特効薬。正月明けに七草粥を食べる意味がわかりすぎるほどわかった。さらに、ごま油、醤油を垂らして、鶏のささみを加えたら食欲をそそる”お料理”に早変わり。正しい作り方を覚えたら、今後の人生の良きパートナーになりそうだ。

プロフィール

土井光

どい・ひかる|1991年、大阪生まれ東京育ち。東京の女子大学卒業後、フランスリヨンにある『L’institut Paul Bocuse』にてフランス料理とレストランマネージメントを2年半学ぶ。フランス三つ星レストラン『Michel GuérardとTroisgros』、リヨンにある老舗チョコレート店『Bernachon』に勤める。在仏7年。帰国後、父である料理研究家土井善晴の事務所、おいしいもの研究所でアシスタントとして勤務。料理デモストレーションのフランス語通訳やフランスと日本文化を繋ぐイベント参加なども行う。趣味はマラソン。

Instagram
https://www.instagram.com/hikaruuud/