食材と水をぐつぐつ火にかける、というシンプルな行いから生まれるスープ。極めてスタンダードなご飯だけど、侮るなかれ。一杯には素材に宿る力、土地の歴史や記憶、器の佇まいといった、多様な層が同時に息づく。本展はそんな目に見えにくい事象を手がかりに、衣食住の根源をあらためて見つめ直す機会となっている。参加するのは、ISSEY MIYAKE、veig、遠山夏未、長尾智子、NOTA&design、野村友里、UMA/design farm、山フーズなどなど、名だたる29組。表現方法も大型インスタレーションや絵画、世界各地317種類のスープの紹介などさまざま。あらゆるものがひとつに溶け合い立ち上がるスープをキーワードに、人が本来持つ原初的な感覚とは何なのか提示する。利便性が高まることで複雑化してしまったことはたくさんあるけれど、まずはそんな課題を五感で感じて、じっくり考えてみようじゃないか。
インフォメーション
企画展「スープはいのち」
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2(東京都港区赤坂9丁目7−6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
会期:2026年3月27日(金)~8月9日(日)
時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日(5月5日は開館)
入場料:一般¥1,600、大学生¥800、高校生¥500、中学生以下無料
Official Website
https://www.2121designsight.jp/program/soup/
7月第2週の「TODO RADIO」を聴く。
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