将棋ファイル

年齢、性別、国籍、天候、身体能力……。プロの道がありながら、ときに武器となるこれらの要素が一才関係ないスポーツ「将棋」。9×9のマス目がある盤上で、それぞれ異なる動きを持つ駒を駆使し、目の前の相手の王将を詰むことを目指す。やったことある人はわかると思うけれど、なんせ運さえも入り込む余地のない、完全無欠の頭脳戦。だからこそ、これまでたくさんの人々があらゆる戦術を研究し、熱中し続けてきた。

将棋の魅力は何か。もちろん勝負事だから「勝つこと」が前提にあるけれど、筆者にとっては一つに現状からさまざまな道を“想像”できる目を養えることなのだと思う。ある種の脳の筋力を訓練できると言えるかもしれない。達人のように何十手先を読む、まではいかなくとも、今の不確かな社会ではそんな将棋の視点を持てたらもっと世界が広がるんじゃないだろうか。共通すること、違うこと。まずは5名の将棋観をご覧あれ。