カルチャー

マユリカ阪本は『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』の主人公に自分を重ね合わせた。

今日はこんな映画を観ようかな。vol.25

2026年6月20日

text: Keisuke Kagiwada
edit: Togo Uchida

毎週、1人のゲストがオリジナリティ溢れる視点を通して、好きな映画について語り明かす連載企画「今日はこんな映画を観ようかな。」。今回はマユリカの阪本さんが、染谷将太が主演を務めた青春林業コメディ『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』を紹介してくれた。


今日の映画
『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』
(矢口史靖監督、2014年)

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「WOOD JOB! ~ 神去なあなあ日常~  スタンダード・エディション」
Blu-ray&DVD発売中
Blu-ray:5,170円(税抜価格 4,700円)
DVD:4,180円(税抜価格 3,800円)
発売元:TBSテレビ
販売元:東宝
©2014「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」製作委員会

大学受験に失敗し、彼女にもフラれて高校を卒業した平野勇気は、林業研修プログラムのパンフレットに目を留める。その表紙でほほ笑む美女につられ、ケータイの電波も届かない田舎の神去村で林業の研修に参加するが……。


僕、映画を観るときはだいたいお酒を飲んでいるんですよ。だから、ややこしい洋画は途中でわからんようになってしまうんです。その点、話はシンプルやし、絵が綺麗やし、癒される『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』は、年一くらいのペースで観たくなる映画です。

染谷将太さん演じる都会の男の子が、長澤まさみさんがモデルをしていたパンフレットに惹かれて、林業の研修生として田舎の山奥にやってくるという話です。そのあんま馴染みのない田舎の風景の雰囲気が、とにかくめっちゃいいんですよ。

林業の仕事は過酷だし、主人公も最初は「なんやこれ!」ってなるんですけど、徐々に慣れていく過程が観ている側のペースと重なるので、自然と感情移入もできます。中盤になると、主人公は林業を茶化しにきた都会の友達にキレるんですけど、すっかり山の男へと変化したことを感じされるあのシーンは、すごくよかったですね。

主人公には、僕と気質的に似た部分も感じるんですよ。あんまり将来のことを深く考えずに、「就職どうすんねん」みたいな周りの声をのらりくらりと交わしながら、ここまで来てしまいましたから。でも、この主人公も就活がうまくいかず、下心で林業の研修生に応募して、最初は逃げる気満々だったのに、結局はそれが天職になってしまうわけです。実際、そんなもんなんやと思います。なので今、将来のこととかで悩んでいる人は観たらいいんじゃないでしょうか。

あと、なぜかすごく印象に残っているのが、伊藤英明さんと優香さんが演じる夫婦のシーン。2人は染谷さんを世話する役どころなんですけど、めっちゃ大喧嘩したと思いきや、ラブホテル行ったら嘘みたいにラブラブになる。あれは、狭い世界に暮らしているからこその、田舎あるあるなんすかね?

え? 自分もこんな田舎に住みたいかって? それはちょっと大変そうやなぁ……。でも、アウトドアとか、元来は好きなのかもしれません。東出さんのYouTubeとかめっちゃ観てましたから。だから、やったことはないけど、キャンプとか始めたらむっちゃハマる可能性はあります。ただ、『水曜日のダウンタウン』の「無人島で太ることも可能説」は2度とやりたくないですけど。

語ってくれた人

マユリカ阪本は『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』の主人公に自分を重ね合わせた。

阪本

さかもと|1990年、兵庫県生まれ。大学1年生のとき、3歳からの幼馴染である中谷とマユリカを結成。現在は、ルミネtheよしもとなどの劇場に定期的に立っている他、ラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』に出演している。

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