カルチャー

〈UNDERCOVER〉が特撮映画を作ったって?

UNDERCOVER PRODUCTION presents UNDERGIRL

2026年9月18日

photo: Shinsaku Yasujima
interview & text: Yasuyuki Takase

〈UNDERCOVER〉が、初の映画作品となる『UNDERGIRL』を公開した。2011SSシーズンに発表したUNDERMANの続編として、15年以上の時を経て、新たに作られた特撮映画だ。制作を手がけたのは、UNDERCOVER PRODUCTION。総指揮は高橋盾、監督は守本勝英、脚本は永戸鉄也と水谷太郎を加えた4人全員で手がけたという。未経験の映画作りに挑んだ彼らに、話を聞いてきた。

UNDERCOVER PRODUCTIONの4人。左から守本勝英(フォトグラファー)、高橋盾(〈UNDERCOVER〉デザイナー)、水谷太郎(フォトグラファー)、永戸鉄也(アートディレクター)。

ーーまずは、この『UNDERGIRL』という映画を制作しようと決めた経緯を教えてください。

高橋 自分の中で、次のコレクションはファッションショーではなくて、ストーリーのある映像で見せたいと思って、モーリ(守本)に相談したのが、去年(2025年)の4月か5月くらい。最初は、ドレス的な服をメインにしたような方向性をイメージしていたんだけど、(松田)龍平と3人で呑みながら話しているうちに、UNDERMANの続編として、UNDERGIRLが誕生するストーリーの映画が面白いんじゃないかと。冗談半分みたいな会話だったけど、そのときに、やってみたいと思いました。

ーー当初は2026SSのコレクションを発表する時期(2025年の秋頃)の公開を目指していたということですね。

高橋 もはや時空を超えて、今になってしまった(笑)。8月から9月にかけて撮影をして、1カ月後には公開するつもりで進めていたけど、まあ話にならなくて。

ーー実際に、映画作りのプロセスはどのように始めていったのでしょうか?

高橋 そもそも前作のUNDERMANは、自分とモーリと(永戸)鉄也くんで作ったヒーローだったので、まずはその3人で、続編となる大まかなストーリーやUNDERGIRLというヒロイン像について話しました。そのときに、この映画の世界観は、(水谷)太郎が撮らないと絶対に成立しないものだと確信して。それから太郎にも参加してもらって、この4人でストーリーを組み立てていった。その後、映画作りのプロの人たちにも参加してもらって、撮影に向けて準備を進めていったという流れです。

守本 僕たちは、これまでに映像は作ったことがあるけれど、映画を作った経験はなかったので。どういう座組み、フォーメーションで進めていくかを、綿密に考える必要がありました。

ーーそうした映画のプロたちと脚本を練りながら、4人のうちの誰かが絵コンテを描いていったのですか?

高橋 脚本と絵作りは、同時進行で考えていって。いくつかのシーンは、モーリが絵コンテを描いていたよね。

水谷 この4人の中ではイメージが共有できていても、他のスタッフには伝わりきらないところがあるから、絵コンテがほしいという声は当然ありました。でも、そのイメージそのものがずっと変わり続けていたから、絵コンテらしきものがほとんどない状態で、撮影を進めていくしかなかった。

高橋 最初から最後のシーンまで通しの絵コンテ、なんてものはない。

守本 自分はそんなに絵も描けないから、基本的には文字だけのコンテ、いわゆる“字コンテ”で、流れを組み立てていきました。現場では、その通りに丁寧に撮影していったんですけど、いざやってみると、想定外のカットがいろいろと必要だということに、初めて気づいて……。

自分たちの全力をぶつけても、まるで形にならなかった。

ーー撮影そのものは、何日間ぐらいかけて行われたのでしょうか?

水谷 大まかに言うと、撮影期間は2回あって、どちらも3日間でした。その1回目から、自分たちなりにしっかり準備をして臨んで、3日間ほとんど不眠不休のような状態で、ものすごく大変な撮影をやりきったんだけど、全然ダメだった。

守本 あの3日間はなぜか眠くならなくて、それが怖かった(笑)。

水谷 映画のメソッドやロジックを知らないままに撮影を始めているから、撮れた素材を後でいくら編集しても、話がつながらなかったり、密度が薄いままだったりして、どうにも仕上げようがないという結果に終わってしまって。

永戸 当初はCGでどうにかなるだろう、っていう思い込みがあったんですよ。

守本 想像のうえでは、できるはずだったんだけどね。とくに戦闘シーンはあえて白バックで撮って、切り抜いてコラージュ的に使ったら、自分たちの持ち味を出せるんじゃないかと。どこかスチール的な発想もあって、ちょっと高を括っていたところがあった。戦闘シーンのカメラ割りをするのも初めてだったし、助監督さんに「違うアングルからの絵はいらないですか?」とか聞かれて、どういうことなんだろう……と。“字コンテ”の通りに、ちゃんと撮っているのに(笑)。でも実際には、パンチが当たった瞬間の絵だけでなく、その前後のコマをどう撮るかもとても重要で、そのことに気づいたときに、頭が真っ白になってしまった。

水谷 会話のシーンでも、こちらからとあちらからと、アングルの切り返しが必要なんだけど、僕たちはそれも知らなかった。そういうコマがないと、展開がつながって見えない。戦闘シーンとなれば、なおさらだったということ。

守本 とにかく、こちらが思い描いていたようには、まったくならなくて。なんとかオフライン(仮編集版)まで作って見てみたものの、みんなそろって「……」みたいな(笑)。

ーー〈UNDERCOVER〉としては、ファッションショーに代わるそのシーズンのプレゼンテーションだったわけですが、完成の見込みが立たない状況になってしまった。高橋さんとしては、重い決断を迫られたのはないですか?

高橋 1回目のオフラインを見て、これでは全然ダメだなと思って、みんなで話し合いました。映像素材がまったく足りていないし、ストーリーももっと詰めていかないと、とても組み立てられない。そのためには、どうしても予算と時間がさらに必要。このシーズンには発表できなくなるけど、もはや、それはどうでもいいと(笑)。自分としては、シーズンをずらしてでも制作を続けたいと思った。結局は、会社側の理解も得られて、いいものを作ってほしいと応援してもらえたので、再始動することができました。そこからが、本当のスタートになったようなものですね。

水谷 あの1回目の撮影が、めちゃくちゃいい経験になりましたよね。

高橋 すべてが必要な経験で、まったく無駄にはならなかったと思う。

ーー2回目の撮影に向けては、どのように仕切り直して、準備を進めていったのでしょうか?

高橋 少し間が空いたところで、モーリが映像ディレクターの清水(康彦)くんに相談をして、脚本を練り直すところからかな。まず何を伝えたいのか。それを伝えるためには、どんな表現が必要なのか。登場キャラクターに感情移入させるには、どうしたらいいのか。そういった映画的な手法や技術を、モーリが短期間に猛勉強して。

守本 いえ、そんなにでもなくて(笑)。この映画は、いわゆるヒーローものとも違って、どこかでセオリーを壊したかったので。壊すのであれば、その前に骨組みをしっかり作り上げておく必要があると思いました。そこで清水くんと、キャラクターの一人ひとりについて、生まれてからのストーリーを考えていく作業などを進めていって。

高橋 そうやって作り直した脚本は、確かに、すごくわかりやすくなったんだけど、今度はちょっと説明的すぎるというか、真面目すぎてしまって(笑)。このままだと、普通の映画になってしまいそうだなと思った。だから、ストーリーはわかるようにしつつも、どうしたら自分たちらしい表現にできるかということを、撮影を進めながらだったけど、みんなで考えていったよね。

水谷 キャラクターそれぞれの背景が決まったことによって、たとえ説明的なセリフがなくても、俳優さんが表情で伝えてくれたりもする。作り手側にそういう想像の飛躍が生まれたのも、大きかったと思います。

ーー各キャラクターを演じる俳優のキャスティングにも、〈UNDERCOVER〉によるプロジェクトならではの姿勢や世界観が表れているように感じました。

高橋 (中島)セナちゃんは、他の映像作品で見たときに、雰囲気があって面白いなと覚えていた。脚本ができてきて、間違いなく、今回の主役にふさわしいと思いました。(水原)希子ちゃんは前作のUNDERMANにも出演しているし、要となる役として欠かせない。龍平は最初の呑みの席から一緒だったしUNDERMANは自分がやると言ってくれて、願ってもないくらいだった。倍賞美津子さんに関しては、『探偵物語』に弁護士のマサコ役で出演していたのももちろん見ていて、もし引き受けていただけるのなら、こんなにうれしいことはないなと。

水谷 実際に撮影させてもらって、倍賞さんは本当にかっこよかった。どんなに特殊なライティングであっても、圧倒的な存在感を放っていました。

守本 セナちゃんも、俳優業のキャリアはそれほど多くないかもしれないけど、すごくいい演技だなと思った。それを編集でどれだけ魅力的に見せられるかが、僕にとっては課題になりました。

高橋 龍平は、台本を読んでいるのかどうかもわからないくらい、飄々と現場にやって来るんだけど、いざ演技をしてもらうと、何も文句のつけようがない。たとえば、崖の上にUNDERMANが現れるシーンでも、手をだらんとさせたままで、とてもヒーローとは思えない佇まいで。まるで悪の化身のようにも見える、あの立ち姿には鳥肌が立ったな。

水谷 マスクをかぶるから、アクション部の代役が演じることもできるんだけど、龍平本人がそこまでやってくれて。手足の長いフォルムも、脱力した動きも、彼ならではのもので、それがすごくいい。スチール撮影のときともまた違って、松田龍平という俳優が映っている時間には凄みがあると感じました。

高橋 本当に。龍平には、「UNDERMANってこれだよね」と見せられたようだった。

土壇場でたぐり寄せた、この映画に足りなかったもの。

ーー2回目の撮影期間を進めていくなかで、今度は手応えのようなものが感じられたでしょうか?

高橋 その初日の撮影が終わって、撮影期間全体の7割か8割くらいまで進んだところで、正直なところ、お蔵入りにするしかないと思いました。〈UNDERCOVER〉らしさというか、自分たちらしさをどこかにもっと入れないと、まったくダメだなと。そこで撮影が終わったあとに、モーリの家に集まって、自分の頭の中にぼんやりとあったシュールな世界観の映像について話した。

水谷 あの打ち合わせによって、ようやく道筋が見えてきた。

高橋 そう。実際のシーンでいうと、ユリの手から放たれたビームが、戦っていたUNDERMANのマスクの中に入っていくところから。受精して胎児が生まれる映像に切り替わり、少年から大人へと変わっていったUNDERMANが、あるものを見つけて雷に打たれる。そして、父と娘があらためて言葉を交わすことになる。そこまでの一連の流れを考え出せた時点で、やっと、これなら見せられそうだと思った。この映画の核心となる部分に、なんとかたどり着くことができた。

水谷 朝までかかって脚本を練り直して、最後の2日間の撮影までは少し間が空いていたから、なんとか準備ができましたね。

高橋 普通の現場だったら、そんなことはとてもできないだろうけど、足りないものがあるんだったら、解決できるまで考え抜いて行動する。本当に自分たちで作っているからこそ、それができる。そんなやり方を、この4人以外のスタッフも理解してくれて。おそらくだけど、こちらが一生懸命にやっていることが伝わって、面白がってくれたと思う。

永戸 僕も映画は作ったことがなかったから、とにかく手探りで、その時々で瞬時に持ち回りを変えながら、いろんな役割を兼業していました。僕たちらしい作り方をしていたと思います。

高橋 助監督の長田(亮)くんも、みんなで作っている感じ、みんなが監督のような感じで、めちゃくちゃ面白いって驚いてたよ。他の現場だったら、持ち場がきっちり分けられていて、担当者以外は介入しちゃいけない、というルールがあるんだろうけど、自分たちには、そんなものはほとんどないから。

水谷 こちらとしても、助監督によるあの現場の仕切りや進行管理がなかったら、まるで成り立たなかったですよね。

高橋 まったく、その通り。助監督がとにかく格好よかった(笑)。

守本 こういうプロフェッショナルな人がいたんだって、僕もぞっこんになっちゃって。簡単にあきらめたりしないで、「そのカット、撮りに行きましょうよ」とか言ってくれるんですよ。

水谷 自分より年下だったりもするんだけど、「早くカメラ持って来て!」とか「タバコ吸ってる場合じゃない!」とか、何度も怒られて(笑)。でも、そうやって対等に向き合ってくれるのが、すごくうれしかった。いいものを作るためには、絶対に必要なことだから。

暴力に頼らないという、もう一つのこれからの戦い方。

ーーその戦闘シーンでは、父であるUNDERMANに対して、娘のユリが覚悟をもって何かを伝えているように見えます。

高橋 UNDERMANが繰り出すさまざまな攻撃を、ユリは次々に無効にしてしまう。暴力に対して、暴力で立ち向かわない。

永戸 あれが“非暴力”の戦い方。目に見えるかたちとして、ああいった表現になりました。

高橋 これまでずっと戦い続けてきて、自分を見失ってしまったUNDERMANに、違う戦い方があるということを娘が教える。UNDERMAN自身も、以前からそのことになんとなく気づいていたとは思うけれど。

ーー映画全体としては、どのような時代設定だったのでしょうか?

水谷 今回の映画は、ジョニオ(高橋)さんや永戸さんが見ていた『レインボーマン』のような、昭和の特撮ヒーローものへのオマージュ的なところはあるけれど、その再現をしたかったわけではない。もちろん、最先端のアクション映画を作りたかったわけでもない。

高橋 レトロとも最新とも言えない、絶妙なバランスにしたかった。どこにも当てはまらない感じにしようと。

水谷 実際に今回の映画作りには、各分野の本当に凄腕の人たちが参加してくれたんですけど、そのニュアンスを伝えるのは、本当に難しかったですね。CGもまさしく最高峰の技術で作ってくれたはずなのに、「ちょっと違うかな」と言わざるを得なかったり(笑)。

永戸 きれいすぎるとか、今っぽくなりすぎてるとかね。戦闘シーンで龍平の脱力した感じがいいと思うのも、自分たちらしい感覚だと思います。

高橋 AI技術も使っているけど、ごく一部で、ユリが見ているテレビ番組の映像として、過去のUNDERMANのスチール写真から動画を生成したり、その番組の主題歌を作ったりしたくらい。

水谷 若い世代の人たちには、どう受け止められるでしょうね。

高橋 それは、まったくわからないよ。映画って、誰かがすごく面白い作品だと評価していても、自分にとっては全然つまらなかったりする。経験や嗜好は人それぞれなのだから、そんなのは当たり前だし、いろんな感じ方をしてもらえればいいと思う。自分たちが作ったあの奇妙な世界を、自由に、もっと掘り下げて楽しんでもらえればいいんじゃないかな。

ーー父との戦いを終えて、ついに誕生するUNDERGIRLは、金色に輝いて仏や菩薩を思わせる穏やかな表情をしていました。

高橋 僕は仏教徒ではないのですが、空海が唱えた「空」の思想にずっと興味を持っていて、この映画でもどこかに取り入れたいと思いました。対照的に、UNDERMANは全身がグレー。常にグレーゾーンにいる、混沌のヒーローといったイメージがあります。

ーー映画の公開を迎えて、今はどのような思いに至っていますか?

高橋 これまでずっと、このチームでいろんな作品を作ってきたから、いつもとあまり変わらない感覚でした。とくにモーリのスチール写真には、もともとストーリーがあるから、それが動き出したような感じに近くて。確かに、映画作りのノウハウがまったくないままで、制作を始めてしまったけど、みんなで発見を共有していく過程がすごくよかった。毎回、感動がありました。自分は一歩引いて見ているタイミングもあったけれど、とても頼もしかった。みんなで作り上げたという感触です。ただ、予算が少なかったので、そこは本当に申し訳なく思っています。

水谷 僕はとにかく、めちゃくちゃ大変でした。各自がなんとかやれるんじゃないかと思っていただろうけど、すぐに厳しい現実を突きつけられて。でも、そこからがすごく面白かった。今までやってきた分野での実力を厳しく試されて、一人ひとりが持っている力を存分に生かせたけれど、それでもまだまだ足りなかったですね。これまで、映画に取り憑かれたような人たちも実際に見てきたから、その魔力のようなものを知りたくないとずっと思っていたのですが、今回ばかりは逃げようもなく、どっぷりと浸かってしまいました。

永戸 ミュージックビデオなども含めて、僕は広告系の仕事が多いこともあって、今回のような映画作品は残り方がまるで違うと思いました。それが、すごく楽しめた理由でもあるし、ここまで大変になった理由でもある。消費されるものというより、残るものという前提で一つの作品に取り組めて、勉強になりました。

守本 スチールでも大変な撮影には慣れていましたけど、映画もやっぱり大変なんだなと。監督という役割上、いろいろ決めていかなくちゃいけないんですけど、それがつくづく苦手なんだなと痛感しました。結局、自分では決めたくないんですよ(笑)。オチをつけずに、含みを持たせたままにしておきたいというか。

水谷 いやいや、決めてほしかったよ(笑)。撮影部のスタッフ全員が、その判断を待っているんだから。今回の現場では、守本監督に「これでどう?」って何回聞いたかわからない。

守本 そうは言っても、僕が決めたら決めたで、みんながいろいろ言ってくるんですよ。

高橋 「それに決めるんだ」とかね。

守本 そう。だから、なるべく決めないようにしていたところがあって。面倒くさいのは、僕じゃないはずなんですけどね(笑)。

インフォメーション

『UNDERGIRL』

制作: UNDERCOVER PRODUCTION/her inc.
配給: UNDERCOVER
脚本: UNDERCOVER PRODUCTION 高橋盾/永戸鉄也/守本勝英/水谷太郎
製作総指揮: 高橋盾
監督: 守本勝英
出演: 中島セナ/松田龍平/水原希子/倍賞美津子
© 2026 UNDERCOVER

上映期間: 2026年9月14日(月)〜9月20日(日)
平日18:00~/19:30~
土日14:00~/16:00~
チケット料金: ¥2,000
上映時間: 54分
上映館: SPACE PART 3 by PARCO
東京都渋谷区宇田川町20-11 渋谷三葉ビル7階

*チケットは「SPACE PART 3 by PARCO」の特設Webページにて販売。
https://www.cinequinto.com/shibuya/


映画概要

都市の哀しみを背負い、人々を守り続けてきたヒーロー・UNDERMAN。
しかし彼はある日、忽然と姿を消した。

残された娘・息吹ユリの前に現れた、謎の使者・キコ。
彼女に導かれ、ユリは父の跡を継ぐという、避けられない宿命と向き合うことになる。
突然姿を消した父への複雑な想い。
自分にヒーローが務まるのかという迷い。
それでもユリは、後継者となるための数々の試練へと身を投じていく。
そして、彼女の前に立ちはだかる父・UNDERMAN。
彼はなぜ戦うことをやめたのか。
その胸に抱えて きたものとは、いったい何だったのか。

これは、ひとりの少女が、父の宿命と自らの弱さを受け止めながら、
“ヒーロー”の意味を問い直す物語。