カルチャー

しぶっ、そろそろ「着るケン・ドーン」の起こし頃!?

2022年10月3日

cover design: Ken Kagami
narrator: Tomoe Miyake
edit: Yu Kokubu

 最近のグッドショッピングをテーマに雑談中の、モノにフォーカスしたポッドキャスト番組「これDOW!?」の新エピソードが公開! 今回のプレゼンターである編集者・井出幸亮さんが持参したのは、マガジンハウスの雑誌『Hanako』のロゴを描いたシドニーの作家ケン・ドーンのアパレル類。しびー! 井出さんいわく「僕の世代にとっては懐かしいけれど、新鮮に見える世代も増えてきたと思うのでぼちぼち起こし頃のような気もして。」とのこと(※購入物の写真はページ下にあり)。ポッドキャストの視聴は以下のリンクから!

↓こちらの再生プレーヤーからも聴けます!

今回のこれDow!?

Shopping by Kosuke Ide
Item: 1990 – 2000s Ken Done’s Apparel
etc

フツーに格好良いTシャツに見えるか、実家のタンスに眠ってそうな野暮ったいTシャツに見えるか、その曖昧なラインこそ「寝かせ頃」と「起こし頃」の境界線だ。一歩リードしているあなたへ<Ken Done Sports>。
井出さん自身も「着るのはちょっと……」とOBコメントを漏らしていた、同ブランドの総柄ポロシャツ。球数も多いし誰も掘ってないのでフリマアプリを覗けば<Ken Done Sports>はいくらでもある。2022年9月上旬時点では。
ペインティング&ドローイングが掲載されたお気に入りの画集『Australia』Ken Done(Craftsman House/1989年)。
8年程前、雑誌POPEYE『サマーボーイ』特集の制作過程で「この絵を掲載したい!」と編集部に企画提案を試みるもあえなく落選したという思い出の絵。当時はまだ懐かしさが残っていたからだけど、来年あたりはどうだろう?
<Ken Done Collection>のハンカチーフ。地味にデッドストック!
ケン・ドーンの表紙が印象的な『Hanako』(1999年 No.560 特大号)。

プロフィール

井出幸亮

いで・こうすけ|編集者。1975年大阪府生まれ。POPEYE Webシニアエディター。古今東西のアーツ&クラフツを扱う雑誌『Subsequence』(cubism inc.)編集長でもある。本誌『POPEYE』(マガジンハウス)、『工芸青花』(新潮社)などさまざまな媒体で編集・執筆活動中。主な編集仕事に『ズームイン! 服』(坂口恭平著/マガジンハウス)、『ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと』(新潮社)、『細野観光 1969-2021 細野晴臣デビュー50周年記念展オフィシャルカタログ』(朝日新聞社)など。著書に『アラスカへ行きたい』(新潮社、石塚元太良との共著)がある。

番組概要

これdow!? アートワーク

これDOW!?

『これDOW!?』はモノを通して知見を深めたり、生活を少しだけ豊かにするライトなエデュケーション番組です。POPEYE Web開設当初から『POP-EYE MEETING 編集会議』というのんきな雑談番組があるのだけど、そちらでは話せない趣味の話を中心に、POPEYE Webチームの好きなものが詰め込められたサブチャンネル的立ち位置。音楽企画「MUSIC FORUM」や読書企画「BOOK STACKS」の他、最近買ったモノを持ち寄ってなにげない雑談をしてみたり。ときにはゲストと一緒にモノを作ってみたりもね。(更新は不定期です)

POPEYE Web制作の他番組は以下より。
ピーター・バラカンのプロテスト・ソングあたりから始める政治の話。
POP-EYE MEETING 編集会議
山田ルイ53世の、あの頃のブックエンド。(ラジオ局ベイエフエムとのコラボ企画。)
どのみち毎日食べるから。by 土井光
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映画監督・黒沢清と篠崎誠のホラー対談。
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岡宗秀吾のオカルト事件簿
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