美術批評・写真研究を行う村上由鶴さんと、POPEYE Web駆け出しライターのウチダが、美術にまつわるあれこれを学び雑談するポッドキャスト番組がスタート。

国語、算数、理科、社会、音楽、美術、体育……などなど、学校で習ってきた様々な「教科」。この番組では、そんな教科と日常生活との関わりを”美術の視点”を用いて学んでいく授業形式のポッドキャストです。といっても、受験のために役に立つとか、なにかを覚えたり、知識を身につけるとかじゃなく、身の回りの出来事やニュースをきっかけに、喋りながら考えを深めていくことが目的です。一個の人間として、生涯に通じる”まなび”の術を勉強して、自分たちのための「生涯学習」のひとつになったらいいなと考えています。まずはイントロダクションと一限目の「美術」を同時公開。

イントロダクション
　まずは自己紹介も兼ねて気軽に雑談。村上由鶴さんの最新刊『アートとフェミニズムは誰のもの？』（光文社新書）の紹介から、どんなポッドキャストにしていこうか相談中。

一限／美術「そもそも美術ってなんだ？」
　初回テーマは「美術」。そもそも美術ってなんだろうという話から、中高大学での美術教育の内容のギャップについて、オラファー・エリアソンのワークショップで起きた出来事などなど放談。

Host:
Yuzu Murakami／1991年、埼玉県出身。写真研究、アート・ライティング。日本大学芸術学部写真学科助手を経て、東京工業大学大学院博士後期課程在籍。専門は写真の美学。光文社新書『アートとフェミニズムは誰のもの？』（2023年8月）、The Fashion Post 連載「きょうのイメージ文化論」、幻冬舎Plus「現代アートは本当にわからないのか？」ほか、雑誌やウェブ媒体等に寄稿。当サイトでは『おとといまでのわたしのための写真論』を連載中。

Ryoma Uchida／2000年、神奈川県出身。美術大学在学中にPOPEYE Webメンバーに仲間入り。ライターとして活動中。担当する連載に『どんな展示に行こうかな』『東京五十音散策』『スモールアレイチャット』『1枚写真ポッドキャスト』など。