京都に来たんだな〜。
庭を眺めて物思いに耽る。

土間の玄関から廊下を奥へ。中庭に面した2階建ての母家と離れは、僕らが思い描く“京都”そのもの。「花屋」は、元呉服商の京町家の宿だ。建築士でもある3代目・伊藤真二さんが手を入れて、水回りを快適に改装しているから、日本式の旅館に慣れていない海外からの旅行者にも好評なんだって。客室は広々16畳。これなら布団を横並びに敷いても圧迫感がない。それにしても、中庭に面した洗面台なんて。ここでする朝の歯磨きは、きっといつまでも忘れないだろうな。
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タイルの洗面台をアップサイクル。 -
玄関のある母家と離れをつなぐ廊下。


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庭の片隅に置かれていた、通りぬけ禁止を意味する関守石。茶室もある。
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50年前からある「靜山」の置物。
インフォメーション

旅館 花屋
◯下京区仏光寺通西洞院入ル木賊山町180-1 ☎︎075·351·0870 チェックイン16:00〜、チェックアウト〜10:00、門限23:00 1泊朝食付き・2人利用で1人¥14,500〜、素泊まり1泊1人¥13,000〜