ライフスタイル

ヘルシーな朝を迎えるためにも、寝室にはアラーム付きの卓上時計を。

部屋に置きたい、今気になるもの。全15個。

2024年5月22日

ワンテーマ・オブジェクト


photo: Wataru Kitao
text: Fuya Uto
edit: Toromatsu

 寝室にスマホを持っていく習慣とはもう決別したい。青白い画面を見てから入眠する日々は当然ヘルシーではないだろうし、マイ・クロックで1日を迎えていた時代に憧れだってある。というかちょっと懐かしいザ・目覚まし時計も今見ると普通に良い! 君ならどれを選ぶかな?

1. ベークライト製の古いクロック

¥25,300

 アール・デコ調のデザインが美しく、ベークライトで形作られたこちらは、フランスで1954年に製造された秒針のない珍品。片手で持つのは大変なくらい重く存在感があるから、無機質になりがちな寝室のアクセントにぴったり。W200×H170mm。(EMUPARIS

2. 〈シチズン〉の防災クロック

¥22,000

 地震や雷雨など災害の多い日本にうってつけ! 目覚まし機能はもちろん、手回し発電機が付属していて懐中電灯、携帯電話の充電器、ワイドFMラジオにもなる優れものだ。W179×H152mm。(リズム株式会社)

3. 〈セイコー〉のミニスポーツタイマー・SQ815Y

¥4,400

 スポーツ会場で競技用タイマーとして使われている定番品をインテリア仕様にアップデートしたデジタルクロック。タイマーやストップウォッチ機能も付いている。W93×H104mm。(セイコータイムクリエーション株式会社☎0120・315・474)

4. 古い〈ツインバード〉社のポップ・クロック

¥6,380

 新潟県の燕三条で1951年に創業した〈ツインバード〉社が’80〜’90年代に製作した逸品。アラームを止める時にヘッド部分をつい押してしまいそうになるフォルムだけど、それはフェイクで右下のポッチが停止ボタン。(ディティーツールス

5. 〈JAZ〉社の希少な初期モデル

¥15,800

 フランス映画の名作『アメリ』で登場したことでお馴染み、1919年にパリで生まれた〈JAZ〉社の希少な初期モデルのひとつ「MODIC」。味があるクロームのボディはもちろん、スッキリとした文字盤がたまらない。Φ108×H140mm。(EMUPARIS

6. アルバート クロック

¥59,180

 フラッシュ暗算のようにさまざまな計算式がデジタル文字で表示され、その問題を解かなければ時刻がわからないというユニークな設計。難易度や表示速度を6段階から選択ができるし頭の体操にもぴったりだ。W315×H150mm。(モマ デザインストア

7. 〈リズム〉社のノスタルジックモデル

¥4,400

 祖母の家で見た記憶があるノスタルジックな当モデルは、ボタンを押さずとも暗い所では自動点灯する頼もしい機能付き。昼夜関係なく時刻がわかりやすいし、今見たらネオン色が絶妙でアリ! W137×H111mm。(リズム株式会社)

8. シティホール マット・オレンジ

¥17,600

 北欧のモダンデザインを牽引した巨匠アルネ・ヤコブセンが’50年代に手掛けた名作「シティホール」を、テーブルクロックにリデザインした逸品。全ての箇所をマットに仕上げた色遣いも個性的だ。W110×H120mm。(コペンハーゲンデザイングループジャパン

9.〈Twemco〉社のAP-28

¥16,500

 時刻がパタパタッと切り替わるフリップ仕様が特徴。手掛けている〈トゥエンコ〉社は香港で1969年に設立した老舗で、フルオートマチックのカレンダークロックを作ることのできる世界有数のメーカーとして知られている。W430×H110mm。(ニックホワイト

10. 液晶テレビのシャープ「AQUOS」のノベルティ

¥6,380

 国内外で活躍するプロダクトデザイナー・喜多俊之さんが’01年にデザインした、液晶テレビ「アクオスc-1」を購入した人にのみ配られる特別なノベルティ。こういった文化背景を知りつつもさりげなく使いたい! (ディティーツールス

11. 〈セイコー〉のDL504

¥8,800

 ’80年代に〈セイコー〉が打ち出したオールドスクールなこちらは、オールブラックの見た目はもちろん、ボタン等が底に配置されているなどスマートさも兼ね備えている。電池ではなくコンセント式なのも◎。W170×H70mm。(HIIKI

12. Num クロック

¥3,980

 枠の中に数字が収さめられた王道デザインとは一線を画す、タイポグラフィがそのままデザインになったLED時計。その日の気分で赤、白、青の3色から点灯色が選べて、明るさも3段階で調整が可能。W225×H95mm。(モマ デザインストア

13. ’80年代のキューブ型ラジオクロック

¥16,500

 主にポータブルラジオを販売していた〈サンダイヤ〉が、’80年代に展開していたシリーズ「エレクトロブランド」の逸品は、4色のポストモダン調の配色が斬新。目覚まし時計って一見わからないオブジェクト感がツボ! W110×H110mm。(ディティーツールス

14. ドイツ製のコンパクトクロック

¥3,960

 グリーンの秒針がグッドデザインなこれは、〈ウーレン・マニュファクチュア・シュヴァルツヴァルト〉社が手掛けた信頼のドイツメイド。寝室はもちろん、約80gとミニマムな造りだから旅先でも活躍しそうだ。W65×H65mm。(ランド

15. 〈ユンハンス〉の古いゼンマイ式時計

¥11,000

 およそ160年前にドイツで生まれた老舗〈ユンハンス〉が’60~’70年代に制作したゼンマイ式タイプ。一見手間かと思うけれど、クォーツ式では体験できない巻き動作やアナログな機械音が醍醐味。Φ90×H100mm。(EMUPARIS