一組の家族が台北に引っ越してくる。やつれきった表情の母は夜市で飲食店を開業し、勝気な長女は檳榔屋で働き、5歳の次女は幼稚園に入園する。しかし、新生活は順風満帆とはいかない。家父長制が根強い台湾の古い因習が、さらに追い打ちをかけてくる。左手は悪魔の手だして、左利きを止めるよう祖父から言われた次女が巻き起こす想像もそのひとつだ。そんな彼女たちの悲喜こもごもを、iPhone 13 Pro Maxによる白飛び上等の軽やかな映像が捉えるスタイルは、まるでアジア版ショーン・ベイカー。それもそのはず、監督はベイカー作品のプロデューサーなどを務めてきた人で、本作にはベイカーがプロデューサー、脚本、編集でクレジットされているんだから。8月14日より公開。
『ナイトシフト』を観る。
ミュージックボックスにコインが投入され、あたりに音楽が響き渡ると、顔を真っ白に塗った1人の若い女性が、ロンドンのホテルで受付係としての夜勤を開始する。1981年に撮られた本作は、まるでホーンテッドマ...
『左利きの少女』をチェックする。
一組の家族が台北に引っ越してくる。やつれきった表情の母は夜市で飲食店を開業し、勝気な長女は檳榔屋で働き、5歳の次女は幼稚園に入園する。しかし、新生活は順風満帆とはいかない。家父長制が根強い台湾の古い...
『ドラマなふたり』を観る。
カフェでエマにひと目惚れしたチャーリーは、おっかなびっくりナンパを決行するが、彼女はノーリアクション。お呼びでないのかと思いきや、実は彼女、片耳が難聴で聞こえなかっただけだった。エマの提案でナンパを...
『反ミーム部門は存在しない』を読む。
日本で流行りのモキュメンタリーホラー小説みたいなタイトルだ……とナメてかかったらケガするレベルの超弩級SFホラー。主人公のマリーは、日常に潜む異常な存在「通称不詳存在(アンノウン)」から世界を守る秘...
『映された声 映画にとって「声」とはなにか』を読む。
『映画にとって音とはなにか』を初めて読んだ日の衝撃は今でも忘れられない。捉えどころがないと思っていた「映画の音」を、ここまで具体的かつ刺激的に分析することが可能なのかと、”耳”からウロコが落ちたものだ...