地図上にはない、別の道。固定化されたルールをちょこっと逸脱する。「ぬけみち」と聞くと、自分の中の子供の頃の気持ちがうずうずし始める。現在、アーツ前橋で開催中の展覧会「ぬけみち展 かわす・つくる・ともにいる―生きるための回路」では、そんな「ぬけみち」を単なる近道の意味じゃなく、日常の中での“新たな視点”や“可能性を見出すための思考”や“実践”として捉える。なんでも“最短距離”で向かうことができちゃうような、効率や合理性が優先されがちな現代社会において、身近な環境を異なる視点から見つめ直したり、人や場所との新たな関係性を築く試みを紹介する。
ストリートカルチャーを起点に都市空間で表現を展開するSIDE CORE、文字デザインを通して言葉の情緒を可視化する気鋭のグラフィックデザイナー・鈴木哲生、写真家・劇作家の三野新と劇作家・演出家の山本卓卓ら、総勢7組の若手作家が出展。それぞれの活動を通して、既存の価値観にとらわれない「生きるための回路」を提示し、来場者に社会との多様な関わり方を問いかける。本展で出合うぬけみちたちは、きっと、息苦しい世の中をサバイブする道となるはずだ。
dot architects + contact Gonzo「鉄道芸術祭 vol.10《GDP(Gonzo dot party)》」2020年/写真吉見崚
SIDE CORE《rode work ver. under city》2023年
高野ユリカ《明るい場所への再訪》2021年
坂本舞ニルセン《LOVEBOMB》2024年
【6】三野新&山本卓卓《ここにたち、ここにたつ》2024年/写真:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH鈴木哲生『かんじ こびとがつくるもじとことば』2025年/出版アリス館
三野新&山本卓卓《ここにたち、ここにたつ》2024年/写真:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH
阿部航太×KINOミーティング「シネマポートレイト」(制作風景)2026年
インフォメーション
ぬけみち展 かわす・つくる・ともにいる―生きるための回路
会期:2026年7月4日(土)〜8月30日(日)
休館日:水曜日
場所:アーツ前橋
時間:10:00〜18:00(最終入場17:30)
料金:一般¥800、学生・65歳以上・団体(10名以上)¥600、高校生以下無料
Official Website
https://artsmaebashi.jp
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