カルチャー
[#4] Nick Gazin 編
2021年7月8日
text: Tomo Katsurada(Kikagaku Moyo)
cooperation: Yota Shiraishi
edit: Yu Kokubu
これまで幾何学模様がコラボしてきたアーティストの中から、前回はイタリア人イラストレーターAlessio Vitelliを紹介しました。最後を締めくくる第4篇では、アメリカ人アーティストNick Gazinを紹介したいと思います。

NickはNY拠点のイラストレーター/漫画家です。
彼には2021年の幾何学模様のツアーポスターをデザインしてもらいました。
まずは近年彼が手がけた作品をご覧ください。




これらの作品は既存のレコードジャケットの上に絵やコラージュを足してリメイクしたアートワークです。
落書きのような遊び心で登場人物たちの個性が再定義されており、見る者を惹きつける強烈なインパクト生んでいます。Nickはコミックや広告、サイケデリックカルチャーなどから影響を受け、色鉛筆、水彩/アクリル絵具、油性インクなど多彩な質感を用いる現在のスタイルを確立しました。また、自身がDJもすることからニューヨークの音楽シーンと密接に関わっており、現行バンドのツアーポスターやTシャツのデザインなども多く手掛けています。
以下は、僕が彼のアートを知るきっかけにもなった7インチシリーズです。
7インチレコードはスリーブにデザインがないものも多くあり、それらに独自のデザインを施しています。DJでもある彼ならではの着眼点だと思います。

Nickには幾何学模様の今年のヨーロッパツアー/アメリカツアーのポスターのデザインをお願いしました。文字、絵、写真がすべて一枚の世界の上で展開される彼のアートで自分たちの個性を表現するのが狙いでした。

ヨーロッパツアーのポスターには、私たち5人の個性を表す好きなもの、クワガタ、類語辞典、ライオンの雄叫び、野球をするM&M、離陸する飛行機を散りばめてもらっています。

彼のスタイルと今回のコンセプトがぴったりマッチして、メンバーの個性とツアー日程が一体となったツアーポスターができあがりました。子供のころにみんなで教科書や雑誌の人物に落書きをして遊んでいたあの楽しさが思い出される作品だと思います。
これまでのコラム、楽しんでもらえたでしょうか? この4回のコラムで、これまで私たちがコラボレーションしてきたアーティストたちのことを少しでもポパイ読者の皆様に知ってもらえたら大変うれしいです。
幾何学模様は今年の夏にヨーロッパツアー、秋にはアメリカツアーを予定しています。コロナ以降ツアーから遠ざかっていたため、またライブができるという実感がまだつかめませんが、とても楽しみにしています。いまだ過ぎ去っていないコロナ禍の中で、コンサートの機会を頂けることは大変光栄で、お客さんたちとまたライブの空間を一緒に体感できる瞬間が待ち遠しいです。近いうちに日本でもライブできる機会が来ることを願っています。
NIck Gazinの作品が気になった方はぜひ彼のサイトをチェックしてみてください!
Instagram: https://www.instagram.com/nickgazin/
最後はNickによる”Top Manga Comics of All Time”の紹介動画です。
彼の視点で語る日本漫画の魅力をぜひお楽しみください!
プロフィール
幾何学模様/Kikagaku Moyo
HP
https://www.kikagakumoyo.com/
Guruguru Brain
https://gurugurubrain.space/
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