[#3] Alessio Vitelli 編
2021.06.29(Tue)
text: Tomo Katsurada(Kikagaku Moyo)
cooperation: Yota Shiraishi
edit: Yu Kokubu
今まで幾何学模様がコラボしてきたアーティストの中から、前回はイギリス人アーティストSophy Hollingtonを紹介しました。
今回、第3編ではイタリア人イラストレーターAlessio Vitelliを紹介したいと思います。

彼はイタリア・ローマ出身のイラストレーターです。
2019年にGucciと幾何学模様のコラボ企画をデザインしてくれました。
まずは近年彼が手がけた作品の数々をご覧ください!


Alessioはユニポスカを使った手描きを得意としながら、デジタルアートワークも手がけています。
70年代のサイケデリックなアートワークからの影響と80年代のフューチャリスティックなネオン感が融合したスタイルを特徴としており、上記は空想上のライブポスターや彼が好きな音楽から得たインスピレーションからデザインされた作品です。
その他にはアメリカや日本など世界各地の現行アーティストとコラボレーションしポスターデザインやCD ジャケットを発表しています。
以下の幾何学模様やその他のバンドのツアーポスターでも、スペーシーでポップな独自の世界観が展開されています。
幾何学模様のツアーポスターとその他の現行バンドのポスター

そして、2019年にGucciの企画でコラボした際にバンドのイラストレーションを彼に依頼してできた作品が以下です。
これは「#GucciGig」というキャンペーンで、過去や未来を舞台にしたライブでGucciのサングラスをフューチャーするというテーマでした。
空想上のライブポスターはAlessioのスタイルとしてもともとあったことに加え、彼の70年代的な虹色とレトロヒューチャーを得意とするスタイルが企画のテーマに合致したので、彼とコラボすることに決めました。



近年では日本での人気も高まっており、
2016年にはギャラリー懐美館において日本国内で初めての展示を行ったAlessioですが、なんと今年中に日本に移住する計画を立てているそうです。

2019年には渋谷ストリームの企画で、街中に設置された特大のサイケデリックテーブルのデザインを手がけるなど、国内での活動の幅を着実に広げているAlessio。
今後は日本でも彼の作品を目にする機会が増えそうです。


Alessioの作品が気になった方は、ぜひ彼のインスタグラムやウェブサイトをチェックしてみてください。
Website: https://shop.alessio-vitelli.com/
次回もお楽しみに!

プロフィール
幾何学模様/Kikagaku Moyo
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