TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム
【#1】沖縄食だより 居酒屋大好き
執筆:アンダーソン夏代
2026年7月12日
POPEYE Web読者の皆様ご無沙汰です、もしくははじめまして。アメリカ南部料理研究家のアンダーソン夏代です。前回 2024年の連載後、20年間のアメリカ暮らしを終えて本帰国しました。今は第2の故郷である沖縄に住んでいます。沖縄に移住するのは2回目で、一時帰国時にも度々足を伸ばしていましたが、再度住んでみると私の沖縄愛は健在どころかますます強くなっており、もっと知りたい、もっと深く掘り下げたいという欲が強くなりました。そこで、ここでは私が得意とする食に関するお話を紹介できればと思います。まず第1回目は居酒屋についてです。
沖縄へ旅行するとしたらどんなごはんを召し上がってみたいですか? 沖縄そば、タコライス、伝統的な沖縄料理など色々ありますよね。では居酒屋は候補にありますか? 「民謡居酒屋とかなら分かるけど、旅先で普通の居酒屋は~」なんて思われていませんか?
そんな方にも一度試していただきたいのが沖縄の居酒屋です。まず観光客が少なく、地元民の利用が圧倒的に多いため、意外にも沖縄の家庭料理がメニューにたくさん見受けられます。ゴーヤーチャンプルー、沖縄独特の大きな麩を水で戻して小さく千切り、溶き卵に浸して炒めたフーチャンプルー、 からし菜の塩漬け(チキナー)か塩もみしたからし菜を島豆腐と炒めたチキナーチャンプルー、 以前は台風の日によく作られていた沖縄版チヂミといったヒラヤーチーや、 そうめんを固めに茹でてさっと炒めたソーメンチャンプルーなど、 定番中の定番がほとんどのお店にあります。
お酒は日本酒や酎ハイなどもありますが、一番品揃えがいいのはやはり泡盛。ここで色々試してみて、気に入ったものを地元のスーパーやお土産屋さんなどで買って帰るのもありです。
「レンタカーだしお酒はちょっと…」と思われても大丈夫。沖縄の人は車で居酒屋へ向かい、帰りは運転代行で帰ることが多いので、会計カウンターにはだいたいどこにでも業者の名刺が置いてあります。ホテル近くの割高感のあるごはんやさんへ徒歩で行って帰る必要もありません。そして何よりお店の雰囲気がいい。地元の人が普段使いしてるお店へ紛れ込むと、勝手に一体感が得られます。 運が良ければ、お隣の席の方と仲良くなれることだってあるかもしれません。
私は下戸なのですが居酒屋のごはんが大好きで、ジョッキのウーロン茶やさんぴん茶片手にもりもりと食べ、お店やカウンターの方等と楽しくお話をして帰るのが楽しみです。今度はどこへ行ってみようかな。
メニュー色々。全国展開の居酒屋チェーンにも沖縄料理があります。
プロフィール
アンダーソン夏代
あんだーそん・なつよ|1974年、福岡県福岡市生まれ。アメリカ南部料理研究家。ノースキャロライナ州出身の夫との結婚を機にアメリカ南部料理に興味を持ち、研究を始める。20年間のアメリカ暮らしを終えて現在は沖縄在住。
著書に『アメリカ南部の家庭料理 』、『アメリカン・アペタイザー』(ともにアノニマスタジオ/グルマン世界料理本大賞準グランプリ) 、『アメリカ南部の野菜料理 』 (誠文堂新光社/グルマン世界料理本大賞グランプリ)がある。最新刊は初のエッセイ『アメリカ南部の台所から』(アノニマスタジオ)
ピックアップ
PROMOTION
カリフォルニアの山と日常をつなぐTシャツとキャップ。
Mountain Hardwear
2026年8月3日
PROMOTION
愛しのLV TETIA。
パリにはパレスと呼ばれるホテルがあることを知っているかい?
2026年8月5日
PROMOTION
だから、香りが好き。わたしがフレグランスをまとう理由 Created by GINZA
〈ZOZOCOSME〉で「Fragrance Edition」が開催中。
2026年7月23日
PROMOTION
〈SEIKO〉とポパイが一緒に作った “オレンジボーイ”制作秘話。
SEIKO
2026年7月22日
PROMOTION
レノン・ギャラガーのGOLF DAYS。
Onitsuka Tiger
2026年8月20日
PROMOTION
〈アディダス〉の「ハイパーブースト エッジ」で、喋って、走って、JOY RUN!
adidas
2026年7月24日