夏の間じっくりと旨みを詰め込んだ食が街に並び、旬の味覚を味わい尽くす準備は万端。幸せな季節は目前な一方で、食べ物とは一度期限が切れれば廃棄され、名称は“ゴミ”となる現実がある。世の中の秩序としてある“ルール”や“境界”とは、誰が決めたか、はたまた自然とそこに現れたのか。365日を写真で収めていくPOPEYE Webの連載「未来のほうからやってくる」でもお馴染み、写真家の中村寛史さんの個展は、そんな考えに思いを馳せるきっかけとなる。古今東西あらゆる食の古本を集めた『皿書店』で開催される本展では、中村さん自身が感じた日常生活の“当たり前”への疑問や考えを、食べ物をモチーフとした作品を通して表現する。初日となる9日には、ワインショップ『カーヴ・ド・ミミ』によるドリンクの出店もあるとか。秋の夜長は、私たちの根本となる食べる営みについて、とことん語り合ってみよう。
インフォメーション
分ける、混ぜる、また分ける(曖昧に)
会場:皿書店(東京都世田谷区赤堤2-2-8 第13通南ビル102)
会期:2026年10月9日(金)〜10月21日(水)
時間:平日 14:00〜19:00、土日祝 13:00〜19:00
休み:木曜
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