画家・棟方志功と奈良美智は、ともに青森県出身。そんな世界的に知られる二人の巨匠の作品を一つの空間に展示する「北からの風:棟方志功と奈良美智」が、南砺市立福光美術館で開催中だ。生きた時代もジャンルも異なり、一見するとまったく異なる表現を確立した二人だが、共通する代表的なモチーフは人物像。人間の感情そのものや、個を超えた大きな力が発露して人の姿を成しているかのように、いずれの作品も観る者の心に強く訴えかける。
その芸術の根底には、同郷の青森という北の風土があるのではないか。厳しくも美しい自然や北方文化が流れ込んできた本州最北端の歴史と文化。そんな土地で生まれ育ったことが、日本を越えて世界に受け入れられる二人の芸術家を形づくった重要な要素なのかもしれない。二人の作品を並べて観ることで、青森という土地が育んだ、それぞれの深い精神性にも触れてみたい。奈良美智の作品は50点以上、棟方志功は大作を含む30点以上展示している。
インフォメーション
北からの風:棟方志功と奈良美智
会期:9月12日(土)〜10月25日(日)
休館日:火曜日
開館時間:9:00-17:00 (入館は16:30まで)
入館料:一般¥1,200、高大生¥210
場所:南砺市立福光美術館 富山県南砺市法林寺2010
Official Website
https://nanto-museum.com/archives/exhibition/1838
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