TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#3】僕の生き方

執筆:ユースケ(ダイアン)

2026年5月28日

自分に立ちはだかる問題をどう捉えるか、どう考えるか、というのはもちろん人それぞれ違う。
僕はこんな仕事をしているのに慎重なタイプだ。

先日YouTube撮影を兼ねて久しぶりにデイキャンプ に行った。
ひとりで行ってひとりで撮影する。
これが結構良い息抜きになる。

自然の中にいるのはやはり気持ちがよく、リフレッシュできるのである。
当日は早起きをして千葉のキャンプ場へ向かった。オートキャンプなので車である。
千葉県に入り高速も降りたあたりでトイレに行きたくなったのでコンビニに寄った。

コンビニのトイレに行くとトイレが2つ、両方使用中だったので空くのを待っていた。
すると片方のトイレからカラカラとトイレットペーパーを使う音が聞こえ水を流す音がした、そして鍵が開いておじさんが出て来た。

おじさんは大をしていたのである。
出て来ると僕が待っていたので、おじさんは大はしてませんみたいな顔をしていた。
おじさんも恥ずかしい時はある。
まぁそれはいい。

僕は空いたトイレに入っておしっこをした、そしてコーヒーを買ってコンビニを出てまた車に乗り込み出発しようとしたその時、さっきトイレから出て来たおじさんがアメリカンドッグを食べなからコンビニから出て来た。

僕としては少々信じられない行動である。
どういうことかと言うと。

それちょっと早ない?

とおじさんに言いたい。

アメリカンドッグ食べるの早ない?

早いで。

おじさんは急にお腹が痛くなったか、模様したからコンビニに寄って大をしてたわけやん。

もうアメリカンドッグ食べるん?

食べるのまだ早ない?
絶対早いよ。

コンビニの自動ドア開いた時にはもう何口かかじってたよね。

はっや!

僕の感覚では早いわ。
僕ならそんなことせーへんよ。

そんなすぐに食べたらまたお腹痛くなったりする可能性があるよね。
やっぱりそれは避けたいやん。
じゃやっぱり食べるの早いねん。
僕なら絶対にまだ食べへん。

それが僕の生き方。

でもあそこでアメリカンドッグ食べるのが、おじさんの生き方。

アメリカンドッグを食べるタイミングにしても僕とおじさんでは全然違う。

そんなことを考えながらキャンプ場に着いた。

その日は刺身のユッケとすき焼きを作った。

何がいけなかったのかわからないが、帰りの道中で尋常じゃないほどの腹痛に襲われた。

アメリカンドッグを回避する生き方をしても腹痛にはなる。

でもこれが僕の生き方なんだ。

プロフィール

ユースケ(ダイアン)

ゆーすけ|1977年、滋賀県生まれ。中学時代の同級生である津田篤宏と、2000年にお笑いコンビ・ダイアンを結成。2009年「上方漫才大賞」第44回新人賞、2007年、2008年と「M-1グランプリ」決勝進出を果たすなどの実力派。バラエティ番組にも多数出演するほか、今年1月には初の著書『なんなん自分』(KADOKAWA)を刊行した。

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