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3EYEとボートに乗る日。

Timberland

2026年6月9日

photo: Ryohei Ambo
styling: Bumpei Matsumoto
grooming: Miki Marutani
edit: Koji Toyoda
2026年7月 951号初出

キャンバス フィールド コート¥38,500、シューズ「スリーアイ クラシックラグ」¥25,300(ともにティンバーランド/VFジャパン☎0120·558·647) その他は私物

 3EYE、3EYEって、みんなよく言うけど、3EYEのことをちゃんと知ってる? あのラギッドなラグソールを搭載したデッキシューズでしょ? と答えた人は半分正解。でも、もう少し踏み込んで説明するなら、この特異なシューズが生まれた背景には、〈ティンバーランド〉がアメリカ東海岸のニューイングランドをルーツに持つことが、大きな鍵になっているんだ。というのも、〝ニューイングランド〟は自然に恵まれた地域で、古くからアウトドアアクティビティが盛ん。海沿いには港町が点在し、アメリカにおけるヨットセーリング文化の中心地としても知られている。ハーバード大学や、ダートマス大学などの名門私立大学があるのもココだ。一方で、労働者階級にも愛されたUSハードコアカルチャーも根付いている。つまり、アウトドア、マリン、アイビー、ワークといった多様な文化が交差する土地だったからこそ、デッキシューズ、モカシン、ワークブーツといった複数の要素を持ちながら、どこにも属さない〝3EYE〟という個性的なシューズが生まれた、とも考えられる。だから、よく勘違いされがちだけど、これは〝ヨットクラブ的な靴〟ではなく、自然と街を行き来するライフスタイルにフィットする、よりタフな全天候型のデッキシューズなんだ。僕らが街で履くようになったのは、’80年代後半の渋カジ以降だけど、その歴史を振り返れば、たまには自然の中で履いてみたくなるってもん。今日は、本栖湖までやって来て初めてカヌーに挑戦する。東海岸を連想させるヘビーデューティな服装でビシッと決めて、あとはトライするのみ。で、今何をしているかというと、うまくパドルを漕げるかのイメトレ中。愛しの3EYEを眺めているわけじゃないからね!

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