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日常に溶け込む、5・5グラムの北欧デザイン。

LINDBERG

2026年6月9日

photo: Saki Omi
styling: So Matsukawa
grooming: HORI
edit: Shun Koda
2026年7月 951号初出

カクカクとした長方形のフォルムに、大胆なオーバーサイズ。「ちょっと重そう?」なんて思うけれど、掛けてみると驚くほど軽い。その秘密はチタン製のボディにあり。チタンならではのソリッドな質感と直線的なラインが、ストイックなムードを引き立ててくれる。これくらい尖っているほうが、カジュアルな着こなしのハズしにちょうどいいね。眼鏡「4260」(カラー:P10)¥89、100(リンドバーグ☎0120·981·913)

 眼鏡って、服よりも長い時間を共にする存在かもしれない。もはや体の一部と言ってもいいくらい。だからこそ、掛けていて疲れず、どんなスタイルにも馴染むものを選びたい。デンマークで1986年に創業し、40周年を迎える〈リンドバーグ〉から新たに登場した「blok titanium」コレクションは、まさにそんな気分にフィットするシリーズだ。フレームの重さは、わずか5・5グラム。一枚のチタンシートからレーザーカットされたパーツを、ネジを使わないスクリューレス構造とねじりによって成形している。その象徴とも言えるのが、ヒンジ部分の〝ブロック〟。寸分違わぬ精度で設計されているから、まるで宮大工の木組みみたいに、ネジなしでカチッと噛み合う。’26年には、「iFデザイン賞」と「レッド・ドット・デザイン賞」という世界的なアワードをダブル受賞。完成度の高さは言わずもがなだ。掛け心地も視界も良好。さて、今日は何をしようか?

今気になっているのは、ラグビーボールみたいな楕円形のオーバルシルエット。柔らかな曲線に、落ち着いたゴールドの色味。主張は強くないのに、掛けると目元がキリッと引き締まる。ミニマルで装飾を削ぎ落としている分、素材のテクスチャーや、ミリ単位で調整されたラインの美しさも際立ってくる。大人っぽくて、ゆっくり読書する時間にもぴったり。眼鏡「4252」(カラー:PGT)¥89、100(リンドバーグ)

かっちりとしたスクエア型をベースにしながら、リムの上部は角を残し、下部にはほんのり丸みを持たせたデザイン。ややコンパクトに設計されたフレームは、顔まわりをすっきり見せつつ、存在感もキープ。まさに、知性と茶目っ気の同居。生活もファッションも、たまには肩の力を抜いて、ちょっとラフなくらいがちょうどいい。眼鏡「4251」(カラー:P10)¥89、100(リンドバーグ☎0120·981·913)

角が増えれば増えるほど、普通なら顔の輪郭からは少しずつ離れていくもの。だけど、〈リンドバーグ〉のヘキサゴンシルエットは魔法かと思うくらい自然に馴染む。理由は、そのラインの引き方。角を必要以上に鋭くせず、緩やかなカーブを描くことで、どこか柔らかい表情に仕上がっている。個性もあるけど、気負って見えない。そんな絶妙な塩梅だ。眼鏡「4259」(カラー:PGT)¥89、100(リンドバーグ)

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