ライフスタイル
POPEYE Web編集部の日常ブログ。
2026年 5月
2026年5月17日
POPEYE Web編集部の、ゆったりブログ。
– スタッフが見たもの、食べたもの、買ったもの etc をたまに更新します。 –
もうすぐ夏ですね。
近頃、「アナログじゃないといけないもの」についてよく考えています。古雑誌のちょっぴりぎしぎしする肌触りや、新品の雑誌特有の少し甘い匂いなど、フィジカルな体験はやっぱり他では置き換えられないのですが、いざ自分で記事を作るときには、ウェブで働いていることもあってか、この内容だったら紙よりウェブが向いてそう、むしろウェブの方が良く見せられるな、と考えることもしばしばあって。アナログじゃなきゃいけないものって、だんだん減っているんじゃないかなとも思います。そんな中、最近これはアナログじゃなきゃいけないだろう! と胸を張って言える品を見つけたのでシェアします。
写真は、岩手県の安比高原スキー場(通称APPI)のバンダナ。スキーマップをプリントした廃盤グッズの一枚で、アイスブルーとグリーンがナイスカラー。山に入ればまだまだ電波が通じないところも多いし、マップは必ず持っておきたいところですが、やっぱり(私は)転ぶので紙製だとぐしょぐしょになるんですよ。腕にきゅっと結んでおけば安心。APPIって80年代にはこんな感じでとにかくグッズを作りまくっていたよう。公式サイトのマルシェでは、最近あのロゴの複写ステッカーを復刻販売しているみたいですよ。檸檬色のホテルにも泊まってみたい。冬よ早く来い〜〜。
2026年 5月
中村(POPEYE Webライター)
TV EYE
所用で昔のTV番組雑誌を調べていました。
テレビ好きが高じてこういう記事まで書いたくらい、テレビウォッチャーの自分としては、かつての番組情報を眺めるのはとても楽しい作業です。『夜のヒットスタジオ』『11PM』『金八先生』など懐かしの番組(当時を生きてないけど)の名前を見て、“全盛期”を追体験。作業していると、編集部の方々がパラパラとページをめくって、子ども時代に見ていた番組表を見つけて感嘆しながらタイムトラベルしていました。
思えば、『POPEYE』をはじめ雑誌文化に興味をもったのもテレビからでした。2014年、NHK Eテレにて宮沢章夫さんがMCを務め放送された『ニッポン戦後サブカルチャー史』。’50年代のアメリカにおけるサブカルチャーの萌芽から、’10年代日本の姿までを総ざらいした内容でした。社会の教科書で登場するようなトピックと現行の文化が接続する感覚が、当時中学生だった自分にとっては新鮮で、録画した内容を何度も見返したのを覚えています。
「あなたへのおすすめ」をなんでもサジェストしてくれる便利なテクノロジー環境がある昨今。ひとつ猫の動画を見ると大量の猫の動画が出てくるように、身の回りを“自分の好き”で溢れた世界に変えることができます。裏を返せば、自分の世界観が狭まる危険もある。だからこそ、特に見たくもないものが勝手に流れてくるというテレビの不便さが、むしろ心地よいです。たまに、先述したNHK番組のような“宝石”と出合えたときの喜びも大きい。深夜のBSの通販番組まで見ていれば、実際に宝石(らしきもの)も見られますし。
テレビといえば、先日、韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる「百想芸術大賞」が発表されていました。女性最優秀演技賞などで賞を席巻したテレビドラマ『未知のソウル』の演出家の方が授賞式のスピーチで語っていた内容がとてもよかったので共有します(日本語字幕にできます)。
「役に立たないと淘汰される世界ですが、テレビドラマは、頼りもなく孤独でどこかに行く時間もなく何かを見るためのお金もない人のために存在している……」。テレビが好きな理由がつまっていました。
2026年 5月
内田(POPEYE Webライター)
ワッペン?
春になって、お気に入りのワッペンをしっかりめの両面テープでアウターに貼るという遊びをしていたのですが、あっと言う間に暑くなってしまいました。全部剝がして、次の貼り場所を探します。
赤のダウンベストに付けているものは、着古したキャップの刺繍部分を切り抜いたもので、友人にすぐさま「何それ」と突っ込まれました。でも自分は気に入っています。
2026年 5月
トロ松(編集者/ライター)
おもち
江戸時代の人が「一生に一度は」と憧れたお伊勢参り。先日初めて行ってきました。行くきっかけになったのは「朔日餅」。伊勢神宮には、毎月一日に早起きしてお参りする「朔日参り」という習わしが残っているのですが、それにあわせて伊勢神宮近くの『赤福本店』には、その日限定のお餅が登場するんです。料理家の土井光さんに教えてもらってからずっと恋焦がれていて、ついに3月に訪れることができました。
お店は朝5時開店。頑張って朝イチで向かいお餅を食べたら宿に戻ってもう一度寝るといいと土井さんから聞いていたので、当日は朝3時30分にアラームをセット。いくらなんでも気合いが入りすぎでは? と思っていましたが、お店に近づくにつれて人が増え、到着するとすでに大行列! 寒空の下で1時間ほど待ちましたが、店内が広く回転も早いので開店後はすぐに入店できました。
3月はよもぎ餅。よもぎが練り込まれたもちもちつやつやの生地が美味しく、あんこがあまり得意ではない友人も大満足とのこと。よかった!
ちなみに5月はかしわもちです🎏 包装紙も素敵。で、おまけ。冬に『銀座百点』の中でみつけたお餅。うさぎのおしりがたまりません。
2026年 4月
町田(POPEYE Webライター)
マッチョとナンパ
「ナンパ」という概念は令和の今ではあまり聞かないかもしれませんが、ほいほいと乗ってみたわけです、先日に。POPEYE Webのポッドキャスト「アフターアワーズ・クラブ」最新回でも恥ずかしながら話していますが、ライター業をしてからというものの、なんだか思考や出てくる言葉が自分のなかでマッチョ(別名ストイック)になっているのもあり、コリをほぐそうと色々と試行錯誤中でして。話題のドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』や『ザ・ノンフィクション』の「ゾス!」を見たり、佐久平の『フェンバーガーハウス』でディープ・ルッキング・セッションをはじめて受けたり。
そんな最中に冒頭の誘いがあったのでした。……(中略)もしよろしければ、今度ウチの山の家で焚き火をしませんか? ぜひ行きたいです、と返した僕は会ったこともない人の家へ、自宅から2時間ほど車を走らせました。はじめまして。
帰り道、ふと、たしか例の第6話での出合いはインスタのDMだったと思い出しました。今どきってやつは、なんてジジイのごとく後進した気持ちで驚いたのですが、よく考えてみると自分も全く同じ経由で楽しい思い出ができていたのです。もちろんその人がどういう人なのか過去のポストを見て判断しましたが、いずれにせよ「Netflix見ませんか?」ではなく「焚き火しませんか?」だったから自分のなかでOKだったのかもしれません。
ちなみにその人は、50代男性の大先輩。仲良くなれそうな素晴らしい出合いでした!
2026年 4月
宇都(POPEYE Webライター)
ロケット
80年代のとある本に「彼氏のロケットに元カノの写真が入っていた」と書いていて、ロケットペンダントに興味が湧いていたここ最近。別の日に古本屋に行くと今度は『魔法のロケット』という絵本を発見し、さらにロケットの存在が気になり始めてしまった(その本の帯に“直輸入ロケット付”と書いていたが、残念ながら付属しておらず)。そんな最中、また違う文庫本を呼んでいると、「ロケット式の時計」というワードが出てきて、つまり懐中時計的なもののことなのだろうと推測したが、どうも具現化できず、いよいよロケットについて少し調べることにしたのであります。
バーンと開くのが宇宙に飛び立つロケットっぽいからと語源を適当に決めつけていたけど、その予想は大外れ。ロケットは英語で「Locket」と書き、物をしまい込む「Lock」と、小さい物という接続語の「~et」からきているらしい。ロケットペンダントには写真だけでなく、薬をしまったりする人もいたようで、僕はいよいよ実物ロケットを手にしたいと思うようになりました。
ただフリマアプリを覗いてみても、ロケットペンダントがありすぎて、どれがいいのか全然決められない。いったんブレイクし、気分転換にポパイウェブチーム(の一部)が好きなオールド〈ドゥファミリィ〉をフリマアプリで検索していたら、なんと同ブランドのロケットを500円で発見。80年代のノベルティのようで、これならありかも!ともう何も考えずに即購入。入れたい写真も薬もないうえ、メンズがハートのロケットなんて何に使うのかなんてことは考えませんでした。
数日経って封筒で届いたそれを、僕は夢中でちぎり開封すると、出てきたものを見て目が点に。想像より遥かに小さいロケット式の“ブレスレット”が姿を現したではありませんか。出品者の説明を改めてよく読むと、しっかり“ブレスレット”と書いてあるし、“小さなロゴの紙が入っていたけど無くなってしまった”と記載もある。悔しいから、無駄使いと、早とちりの戒めにこの小さな小さなハートに何を収めたらユニークか思い浮かぶまで、もう少しロケットと向き合ってみようと思います。それにしてもあまりにもロケットに翻弄されすぎな自分が不甲斐ない……。
2026年 3月
トロ松(編集者/ライター)
品切れ
絶版ではなくとも、長らく重版未定で品切れになっている本がたくさんあります。出版業界の細かいことはあまり詳しくわかりませんが、最近はその品切れペースも早くなっているような気がします。再販の見込みがない本は、たいてい、Amazonで高値で販売されているか、古本屋での奇跡的な出合いに賭けるか、いずれも入手は困難です。いますぐにではないけれどいつか必ず欲しい本。とある街のフリマでそんな一冊と“奇跡的な出合い”がありました。
クリスティーナ・ロセッティによる詩集です。ラファエル前派のひとりで、19世紀に活躍した画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの妹。子供向けの詩作でも知られ、日本では英語の教科書などにも掲載されたり、「クリスチナ・ロセチが頭巾かぶせまし秋のはじめの母の横顔」と北原白秋の短歌に登場したりと、それなりの支持があるにもかかわらず、こちらは長らく品切れ状態です。
いつか読みたいと思っていたのでその出合いに超びっくり。英国国教会への厚い信仰心があらわれる宗教詩、思いやりや優しさを感じる抒情詩が魅力的で、ランダムにパラパラめくって楽しんでいます。たまたまゲットできたという思い出も込みで、なんだか本が輝いて見える。ネットで買わなくてよかった。
私はかなりの出不精タイプなのですが、やはり気になるイベントや展示とか、行ってみるものだなとしみじみ感じました。引き寄せのなんちゃらの法則もあるかもしれないし、気になる企画は見逃すべからず。そんな気持ちも込めて、ポッドキャスト「TODO RADIO」をはじめてみました。これは、いま行きたいイベント、展示、観たい映画、読みたい本、聴きたい音楽などなど、POPEYE Webのトップページで掲載中の「TODOリスト」の内容を告知するミニ番組です。情報過多の現代。ついうっかり見逃していろんなことが“品切れ”になる前に、ぜひこれを有効活用していただきつつ、気になる情報をキャッチしていただければ。Spotifyのコメント欄などで耳寄り情報はシェアし合えたら嬉しいです。毎週更新です。以上、自慢と告知でした!
2026年 3月
内田(POPEYE Webライター)
春はツラいよ、今度は呼吸法。
夢の中でぐっすりだったのに、突然ズズズと鼻が詰まって酸素が体の中に入ってこなくなり、息悶えて起き上がること3AM。擤めばかむほど鼻が詰まるものだから、苦しくって寝れないうちに、頭まで冴えてきて結局朝、みたいなことがちょいちょい起きているのですが、同じく最近あの空気中に舞い上がりまくってる黄色い粉に苦しむ方に朗報があります。
先日、久しぶりにバンコクへ行ってきたのですが、家族が住んでいることもあって、市内のエリアや駅名もかなり把握できるくらいには慣れてきていて。となると、やっぱり観光的な過ごし方は減ってくのですが、今回、初の試みとして人生初のヨガ(しかも早朝)に行ってきました。
教えてくれたのは、Rana先生。7時15分からスタートの1時間のレッスンで、一番優しいクラスなので超初心者の自分もギリギリついていけました。基本どのポーズも7秒ずつなので、いくら体が硬くても、頭の中で必死に秒数を数えていればなんとか耐えられます(ヨガの精神性はゼロだけど)。体をさまざまに動かしているうちに、全身に酸素が行き渡り、自然と体温が上がってかなり健康に良さそうな感じになっていきます。中でも効果を感じたのが「Sun and Moon Breathing」。指を使って右鼻(太陽・エネルギー)と左鼻(月・リラックス)から交互に呼吸し、心身のエネルギーバランスを整える伝統的な呼吸法なのですが、なぜか両鼻で息をするよりも深く、リラックスして息を吸えるんですね。しかも、これの効果を最大限に感じたのが、帰国後、最大出力で舞っている花粉で鼻呼吸が困難になっているとき。アレルギー反応全開のタイミングというより、ちょっと収まった息が吸いづらいくらいのときに、ふと思い出してやってみたら、理由は分からないのですが、鼻が通るではないですか〜! 本当になぜ、気持ちの問題? って感じなのですが、ぜひ試しにやってみてください。
右鼻で息を吐く→右鼻で息を吸う→右鼻を押さえて、左鼻で吐く→左鼻で吸う
基本、これを繰り返すだけの簡単な動作です。詰まってるときは少しやりずらいかもしれませんが、落ち着いて繰り返していれば、不思議と鼻は通ってきます。
と、いろいろ語りましたが、ヨガのクラスを人生で一回しか受けたことがないので、あまり真に受けないでくださいね。
写真を完全に撮り忘れたのですが、Instagramにて先生が動画でも紹介しているので、参考にしてみてください。
https://www.instagram.com/ranayogabkk
クラスを終えた後は、ローカルな朝ごはんを。頂いたのは、米の粒がなくなるまでとろとろに煮込んだ中華ベースの粥に揚げせんをのせた「ジョーク」。食べ終わっても、まだ午前9時。朝活、恐るべし。
タイのご飯屋さんでたまに見かける緑のお椀の看板は、「シェル・チュアン・チム」というタイ版ミシュランガイドのマーク。タイ王室血縁のグルメな方が始めたものだそうで、実際に訪れて何回か食べ、「美味しい」と認めたお店にはこの印を付与したんだとか。
2026年 3月
中村(POPEYE Webライター)
「まずはキャプション名人になれ」
編集部にはフリーデスクがひとつあって、出張のお土産や撮影で余ったお菓子などが置かれています。お腹を空かせたスタッフがそれぞれのタイミングで食べて、ちょっとした憩いの場になっている平和なスペースなのですが、ひとつだけ残酷な点があって、それはパッと見でマズそうな物はまったく減らないこと。さらに共有スペースという性質上、捨てる権利を誰も有しておらず、まったく減らないマズそうなお菓子が半永久的に残り続けることが悲劇を際立たせています。
先日、そんなデスクにドリアンのお菓子が一袋ありました。
見た瞬間に残り続ける運命を確信。かといって、自分で食べて減らしたいとも思わないし、破棄するほどの義理もない。そんなとき、アルバイトの佐藤さんから「本当においしいので食べてください」と言われて、食べてみると本当にオイシイという予想外の結果。でも、言われないと絶対に食べないと思うと佐藤さんに伝えて、夕方撮影から帰ってくると、ドリアンのお菓子の横にキャプションが添えられていて、一袋あったドリアンのお菓子がほぼ完売状態に。一言を添えるだけで悲劇を防げたことに感動して、改めて雑誌に必要不可欠なキャプションの重要性を感じる出来事でした。そして、ライターになりたてのとき、大先輩に「いきなり長い文章はうまく書けないから、まずはキャプション名人になれ」と言われたのを思い出しました。
2025年 12月
宮本(POPEYE Webエディトリアルディレクター)
アラスカで巡り合った変な家
沈まない月の反対側から、午前10時を過ぎた頃にようやく太陽が顔を出し、6時間ほど経てば、あっという間に夜へ。両者はそのまま互いの地平線付近に居座り続け、暗くなるにつれて、気温はマイナス20〜18℃に設定されている家庭用冷凍庫と同等か、それさえも下回るほど極寒に。気を抜くと、まつ毛や鼻水まで固まり出す始末。もちろん道路はツルツル、街路灯もほとんどなく、歩くことさえままなりません。「極北」の名に相応しい夜空には、天気が良ければ毎晩のようにオーロラが流れてきます(地元の人はノーザンライツと言っていました)。
とまあ、今年11月18日から3週間ほど旅をしてきて感じた冬のアラスカは、こんな感じ! 前回のブログで前置きしといてなんですが、結果から言うと、「公共の居場所」は必要ありませんでした。というのも、そんなセーフティースポットを探す間もなく、到着して3日目には「旅行者ではなく、出来るだけ街の生活者と同じ目線で滞在を」という自分の願い通りになったから。ラッキーなことに、とあるネイティブの男が住む一軒の古びたガレージハウスに転がり込めたのであります。
そこは、アラスカ最大の都市・アンカレッジの南部に位置するガードウッドという小さな町の外れにあって、毎夜怪しげなネオンライトで彩られる“変な家”です。部屋へと続くガレージにはバックカントリー用のスキー/スノーボードギアが山のように並べられ、リビングに入ると、ヘミングウェイの格言やボブ・マーリーのポスター、見知らぬグラフィティやサイケなドローイングだらけ。床には飲み干したファイヤーボール(ウイスキーをベースにたっぷりのシナモンと砂糖が入った強めのお酒)の容器やパケが散らばり……。人によっては「汚部屋」と思うかもしれません。ですが、僕にとっては、そんなリアリティこそ求めていたものでした。
40ℓのバックパックを背負っていたあてのない自分を「うちに来いよ」と温かく迎えてくれた家主の名前は、ジョン・ストレンジ。これから少しずつ、「ストレンジ・ハウス」で過ごした19日間を何らかの形でまとめていくつもりです。毎晩、この家にどこからともなく集まるガードウッドの住民たちと飲み交わし、喧嘩し、一緒に雪山へ行った日々は、まだ氷塊のように閉じ込められたままです。
2025年 12月
宇都(POPEYE Webライター)
新年から始める、ニューアウトプット法。
「描かれるのは、現在地と目的地、それにランドマークくらいで、あとは極端にデフォルメされたり省略されたり。そういう地図って、現実の正確な表現じゃなくて、その人の頭のなかにだけあるものなんだと思う。いろんな経験をかさねることで更新されながら、必要に応じてアウトプットする。……」
先日、友人宅の本棚を眺めていたときに偶然手にとった2005年12月号の芸術新潮。その中に掲載されていた、当時日本に越してきて4年目になる「POSTALCO」のマイク・エーブルソンさんの「my favorite things」という記事の中の言葉に、分かる〜と僭越ながら共感。というのも、生活は「毎日何を繰り返しているかとその蓄積」でできているんなじゃないかと思っていて。よく、POPEYE Webのデスクでもよく繰り広げられている「人の性格は、生来のものか、環境によるものか」論にも当てはまりますが、今の自分は、それまでのアーカイブだよな〜と。(生来派の人、すみません)
と言いつつ、昨日の晩御飯のメニューだって覚えてないってことは日常茶飯事。一年を振り返ると、「あれ、この時期何してたっけ?」って思うこともしばしばあるわけで。ということで、2026年からは、ポスターで一年丸ごと見えちゃうカレンダーを導入してみることにしました。カレンダーといっても、未来の予定を記入していくのではなく、日記のように、その日何をしたかはもちろん、食べたものや会った人、印象的だった一言、etc……。自由に気になったことを書き込んでいくスタイルにしようと思います。次の年末、これを眺めたら、「やたらスイーツのことばっかり書いてるな」とか「真面目に黒鉛筆で枠に小さくテキストを収めていく派の人だったのね」など、自分の気が付いていなかった一面を知ることができるかも。3日坊主にならないよう、新しいアウトプット方、始めます。
選んだのは、POSTALCOの「ワンイヤーウォールカレンダー」。前述の雑誌を手に取った次の日に、注文していた品がたまたま届いた。メイドインジャパンのものだから、祝日の記載なども日本のものに合わせられているのが嬉しいポイント。セロハンに包まれている姿も可愛くて、取り出すのが辛い……。
2025年 12月
中村(POPEYE Webライター)
「超〜ちっちゃい本を作りたいんだけど、見積もりとってみてくれる?」
4月に入社し、9月くらいからPOPEYE Webチームに加入したわたしに与えられた、最初のミッションがこれでした。
それからというものの、「でっかいハイエースをポパイ仕様にしたい」とか「岩手の山でキノコ狩りイベントをしよう」とか、いままでの人生では出会ってこなかったバラエティ豊かな仕事ばかり。刺激的かつ楽しい毎日を過ごしています……みたいな話もしたいのですが今回はそれは置いておきまして、ついにそのファーストミッションが形になりましたというご報告です。
その名も、「Tiny Book 〜How To Enjoy POPEYE Web〜」。POPEYE Webって、一見雑誌POPEYEのウェブ版にも見えかねないサイトですが、見れば見るほど個性と地味なこだわりと遊び心が随所につまっているんです。そんなPOPEYE Webを120%楽しむための歩き方的なミニミニガイドブックになっています。ちなみにテイクフリー!
直接会った人に手渡したり、自分たちの好きなお店に置いたりしたいなと画策しているところですが、まずは現在銀座ソニーパークで開催中の「マガジンハウス博」に本日24日から置いてみようと思います(無事に納品されていれば)。マガハ博は25日までなので、2日間限定。お近くに立ち寄った際は、ぜひ手に取ってみてくださいね。モスグリーンのポパイカーのどこかに置いてある、はず。
2025年 10月
諸角(POPEYE Webエディター)
福利厚生案としても。
マガジンハウス博のPOPEYEゾーンでは、自由が丘の老舗古書店『西村文正堂』の協力のもと各年代のマガジンハウスの古本が銀座に集まっています。
現在進行形で雑誌を作っている出版社が古本を売るのは、洋服のブランドが店の一角で自身のブランドの古着を売るようなものなので、意外と今までなかった行為。
個人的に古書店に訪れてマガジンハウスの古本を買うことはありましたが、ここまでの塊を一気に眺めるのは初めて。POPEYE、BRUTUS、Tarzan、ananから平凡パンチのような廃刊した雑誌まで、幅広く揃えていただいたのですが、それらの表紙をパラパラ見ていると、直感的に「おもしろそう、つまらなそう」「欲しい、欲しくない」がお客さん目線で見えてくるように。いま作っている雑誌もこの山の中に入ったときに目立てるか、そんな視点が芽生えてきました。
福利厚生なのか、社員研修なのか、社員教育なのか、カテゴリーはわかりませんが、会社のスペースにマガジンハウス古書コーナーを常設して、自由に買えたり、読んだりできたらいいなと思ったので、イベントが落ち着いたら会社に企画書を提出しようと考えてます。ついでに、古紙回収ならぬマガジンハウス古書回収を自分たちでやってみるのも良いのではと思いました。POPEYE CARで。
2025年 10月
宮本(POPEYE Webエディトリアルディレクター)
公共の居場所を探して。
家に居場所がない、というわけではありませんが、パートナーによると仕事をするときの自分はどうやら別人格になるようです。「話を聞いていないのに話しかけてくる」、「ピリピリしている」、「部屋が珈琲と人間がmixした匂いなのだけど」etcetc……我ながら確かにそれは勘弁して欲しいものですね、でもこちらとしては集中しているので仕方ありません。
同じ悩みを抱えている在宅ワーカーの皆さま、意外と「地区センターの学習室」がオススメです。というのも、ちょうど先日に理想的な場所だと判明しまして。POPEYE Webでもよく撮影いただいているフォトグラファー・五十嵐一晴さん(過去に執筆してくれたコラムも面白いのでぜひ読んでみて)から教えてもらったところで、自宅から程近く、定員も最大14名とベストな狭さ。もちろん無料&ほぼ無音。きっとどの地区も白熱球で照らされたTHE・無機質な感じのはずです。猛烈に勉強する学生から本を片手にノートを取るおじいちゃんの粛々とした雰囲気に背筋が正され、精神と時の部屋のごとく捗ることは間違いありません!
ところで、僕は来月、3週間ほどアラスカに旅をしてきます。行き当たりばったりな性分なので全く計画をしておらず、今のところ往復で格安航空チケットを取ったのみ。場所にもよりますが、かの北の地はすこぶる極寒(例えば同州最大の都市・アンカレッジのお昼だと11月の平均気温はマイナス6℃)。自然を舐めるなと怒られそうですが、とはいえ毎日のように宿屋に泊まるのは旅費が馬鹿にならないし、気分や流れで行き先を決めたい。だから、未来の友だちの家に転がり込んだり、野営をしようかと思っています。旅行者ではなく、出来るだけ街の生活者と同じ目線で滞在を。リアルな光景を体感しに、気ままに行ってくる所存であります。
こんな場面こそ「公共の居場所」だけはリサーチする予定です。今度は熊が跋扈するアラスカでのセーフティースポットになるはず。人生未踏の地で果たして辿り着けるのか……!? 結果は次回のブログで!
2025年 10月
宇都(POPEYE Webライター)
ピックアップ
PROMOTION
あの子の〈ハイドロフラスク〉が、今日も東京のどこかで揺れる
日本の伝統色で装う、夏のはじまり
2026年5月26日
PROMOTION
日常に溶け込む、5・5グラムの北欧デザイン。
LINDBERG
2026年6月9日
PROMOTION
車体のカスタムパーツをオリジナルで作るメーカー・ダムド。その道を極めんとしつつ、フェスも音楽レーベルもやってるの!?
DAMD
2026年6月9日
PROMOTION
今年の夏も、Airbnbじゃなきゃ!
Airbnb
2026年5月12日
PROMOTION
〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉のアクア ディ ローズと、ふたりの夏支度。
Officina Profumo Farmaceuticadi Santa Maria Novella
2026年5月29日
PROMOTION
カナダグースがなんだか変わったみたいだ。
Canada Goose
2026年6月11日
PROMOTION
ナイキ本社でエア マックスの過去と未来に触れた4日間。
NIKE AIR MAX
2026年5月29日
PROMOTION
3EYEとボートに乗る日。
Timberland
2026年6月9日
PROMOTION
〈Teva〉の「ハリケーン」で、はじめてのサンダルハイク。
Teva
2026年5月15日