毎日、船や飛行機に運ばれてたくさんの品々が日本にやって来る。今ではすっかり当たり前の、海外から届く「もの」に対しての感覚をあらためて揺さぶってくれそうな展示が、『藤田美術館』で開催中の「渡-あこがれの舶来品-」だ。
海を超えた物流が危険と時間を伴う近代化以前の時代。日本にもたらされた舶来品はその貴重さや珍しさゆえに権力や教養の象徴として、憧れとともに愛用され大切に受け継がれてきた。会場では、国宝または重要文化財の茶碗や香合、掛け軸を展示。日本の人々が見出した「異国の美」を感じられる内容となっている。また、期間中は東京大学東洋文化研究所教授の塚本麿充氏や山東師範大学で講師を務める丸川直人氏らによる講演会や、創業160周年を迎える老舗製茶店の「多田製茶」取締役・多田雅典氏によるトークイベント、学芸員による学芸講座など、学びの多い企画のラインナップが開催予定。たくさんの”知”を自分の中に舶来させよう!
インフォメーション
特別展示『渡-あこがれの舶来品-』
会場:藤田美術館(大阪市都島区網島町10-32)
会期:2026年4月1日(水)~6月30日(火) ※会期中は無休
時間:10:00〜18:00
入館料:1000 円(19 歳以下無料)
Official Website
https://fujita-museum.or.jp
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