ファッション
〈カップアンドコーン〉のパフジャケットを着て、 水元公園でバードウォッチング。
WHERE WEAR Vol.1
photo: Yuto Yamada
stylist: Yutaka Aoki
hair & make: Yoshikazu Miyamoto
edit: POPEYE
2026年1月30日
どこで、何を着るか。例えば、パーティではスーツ、レストランではジャケットみたいな常識的なドレスコードは教科書を見ればわかるけれど、それとはちょっと違うTPO。近所の中華料理屋、隣町の銭湯、少し離れた博物館には、どんな服で遊びに行けば心地よく過ごせるか。人によってはどうでもいいことかもしれないけれど、このファッションムービー「WHERE WEAR」の主人公は、そんな“些細な服のTPO”を大事にするのだ。
記念すべき第一回目で紹介するのは、〈カップアンドコーン〉のパフジャケット。
中綿が入っているんだけど、シェルのような軽さで動きやすい。発色の良いオレンジと、丈夫で、ちょっと透けているリップストップ生地もお気に入りのポイントだ。さて、今日はこのジャケットを着てどこへ行こうか?
3M製シンサレート中綿を使用したパフジャケット¥44,000(カップアンドコーン️☎︎03・5962・0662)ユーズドの〈ウールリッチ〉ウールクルーネックセーター¥15,180(マーマレード@marmalade_jiyugaoka) レギュラーカラーのコットンツイルシャツ¥39,600(ヤエカ/ヤエカ アパートメント ストア️☎︎03・5708・5586) ウールフランネルパンツ¥40,700(ビッグヤンク/アール 柳橋️☎︎080・7024・4090) ナイキ ACGのスニーカーは私物
日頃から行きたい場所や、気になること、ふと思いついたことなんかを書き留めたノートをパラパラめくりながら考えてみる。「公園」、「自然浴」、「都会からは少し離れたところ…。」幾つかの言葉が目に入って、部屋にいながらも、心が行きたかった場所を旅して回る。
動きやすさと機能性を兼ね備えたパフジャケットで冬に出かけるなら、公園だ。
車にBMXを積み込んで、東京の葛飾区にある水元公園へ走らせる。池と湿地と林が広がる、東京最大級の水郷公園だ。年間を通して100種以上の野鳥が確認されていて、冬はカモ類などの渡り鳥が多くなる。
日本だとあまり馴染みがないけれど、ヨーロッパじゃ、バードウォッチングは粋なアウトドアアクティビティの一つ。お父さんに借りた、〈スワロフスキー・オプティック〉の双眼鏡を片手に、家を飛び出した。流石は、あの〈スワロフスキー〉をルーツに持つブランド。
ジュエリー用のクリスタルを美しく輝かせる「精密なカットと研磨」のノウハウが、光学機器用のレンズやプリズムを正確に磨き上げる技術へと応用されている。
特にこの「NL Pure」は、双眼鏡なのに肉眼で見るのと同じくらい視野が広くて、端まで歪みやボケがほとんどない。「あれこれ買い換えるなら最初からスワロを買うべきだった」なんてこともお父さんが言っていたな。
水元公園は、メタセコイヤやポプラの木々が黄色や橙色に色づく秋も素敵だ。だけど、葉を落とした木々は冬の切なくも美しい空気を演出してくれる。鳥を探したり、ただ景色を眺めたり。時間の流れが、街とは少し違って感じられる。
そんな豊かな自然に包まれながら、
冷たく澄んだ空気の中、ぬくぬくと暖かく着込む行為が好きだ。
〈カップアンドコーン〉のパフジャケットは薄くて軽量なナイロンリップストップ生地の中に、高い断熱性のある3M(スリーエム)社製のシンサレート中綿を封入しているから、
自転車を漕ぐ、走る、双眼鏡を覗く、そうした所作も邪魔しない。汚れてしまったら、洗濯機に突っ込んでしまえるのも、気兼ねなくていい。
あれ、夢中になって珍しい鳥を探していたら、もう夕方じゃないか!
水面の色が変わって、木々が夕日に照らされてオレンジに色づく。
秋の紅葉にも負けないくらい綺麗で、最後はそっちに見惚れちゃった。
インフォメーション
WHERE - 都立 水元公園
池や湿地、水路が広がる東京最大級の水郷公園。冬は野鳥観察のベストシーズンで、カモ類やカワセミ、ジョウビタキ、サギ類など多彩な鳥を見ることができる。葉を落とした木々で視界が開け、鳥影を追うのにも好都合だ。双眼鏡片手に散策したり、水面を眺めてぼんやりしたりするものいいかも。水辺は、特に風が冷たいので防寒対策を忘れずに。
住所:葛飾区水元公園3-2
アクセス:JR金町駅より京成バス「水元公園」下車 徒歩約7分
営業時間:常時開園 入園料:無料
WEAR -〈カップアンドコーン〉のパフジャケット
丈夫で、透明感あるナイロンリップストップ生地と、薄くて軽量ながら、高い断熱性を持つ3M(スリーエム)社が開発したシンサレート中綿を使用したパフジャケット。ダブルジップ仕様で、フードと裾のドローコード付き。シルエットを調整してその日の気分や気候に合わせてアレンジできる。ミリタリーライクなブラックやカーキではなく、ビビッドなオレンジはさらに都会的な印象があって格好いい。鳥には居場所がすぐにバレるような気もするけど、まぁ細かいことは気にしない。¥44,000(カップアンドコーン☎︎03・5962・0662)
Official Website
https://cupandcone.jp/
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