カルチャー

Deep Looking Radio Vol.3

アートを深く見つめ自己と世界を変えるための実験

2023年3月15日

dj & jingle: Roger McDonald
cover design: Aiko Koike
edit: Yukako Kazuno

 12回に渡ってお送りした連載「RADICAL Localism」がRadioになってリニューアル。アートへの深い観察がどのようにして人間の意識を拡張してきたかを紹介するこの企画。タイトルの「Deep Looking」とは、この不確かな時代に生きる私たちが自らの手で未来を切り拓くための想像力を蘇らせる深い観察を意味します。

 第三回のエピソードは、アクティビスト・ミュージシャン・アンビエント音楽の創始者であるブライアン・イーノが芸術作品として発表した市民回復センター(Civic Recovery Centre)について考えていきます。最初に市民回復センターを芸術作品として発表したのは2000年。イーノのコンセプトを、「ディープルッキング」と「ディープリスニング」空間として、また、複合的な世界的危機の時代における潜在的なコレクティブアクションとして考えていきます。

2000年・市民回復センター展覧会 ロンドンにて
2020年・市民回復センター 望月にて
市民回復センター望月オリジナルパッチ

プロフィール

ロジャー・マクドナルド

ロジャー・マクドナルド

東京都生まれ。幼少期からイギリスで教育を受ける。大学では国際政治学を専攻し、カンタベリー・ケント大学大学院にて神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)を専攻、博士課程では近代美術史と神秘主義を学ぶ。帰国後、インディペンデント・キュレーターとして活動し、様々な展覧会を企画・開催。2000年〜2013年まで国内外の美術大学にて非常勤講師も行う。2010年長野県佐久市に移住後、2014年に『フェンバーガーハウス』をオープン、館長を務める。NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]設立メンバー。AITのオンラインアート講座「Total Arts Studies」ディレクター。著書『DEEP LOOKING 想像力を蘇らせる深い観察のガイド』発売中。

Official Website
fenbergerhouse.com