カルチャー

机の上のサイエンス。Vol.32

骨格模型パズル

2024年2月3日

ネコ科特有の骨格を愛でるパズル。

骨格模型パズル
写真の「まぐねっトラ」の他、「まぐねっ豚」、「まぐねっシカ」の3種の骨格標本パズルがラインナップされている。受注生産のため要問い合わせ。「まぐねっトラ」¥38,000(えぞホネ団Sapporo https://ezohone sapporo.wixsite.com/home

 骨格の研究者や標本の愛好家が集まる「骨」をテーマにした愛好会「えぞホネ団Sapporo」。さまざまな標本の製作方法についてのリサーチを行う他、最新の研究現場での技術を生かしたユニークなグッズ開発も行っている。そのひとつがこの骨格標本パズルである。「まぐねっトラ」というゆるいネーミングだが侮るなかれ、飼育個体であったアムールトラの骨格から、専門家がひとつひとつ手作業でレプリカを起こした本格的な樹脂製標本だ。ツメの付いた末節骨の後ろにある中節骨に、ちょうど爪が収まるような形状でくぼみがあるのが多くのネコ科の脚の特徴で、この標本を見るとそれがよくわかる。普段はここに爪が収まっており、写真のように爪が前に出ている状態は、なにか踏ん張っているときなど意識的に爪を出している状態となる。すべての骨のパーツにはマグネットが取り付けられており、バラバラにした骨格を組み上げる知育玩具として遊べるようになっている。