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初めてのパーソナルオーダーは〈azabu tailor〉で。

先輩の結婚式に行くのだけど…。

2022年9月9日

photo: Taro Hirayama
illustration: Chiaki Sakurabu
video editor: Seiichi Kimura
styling: Satoshi Kamei
grooming: AMANO
text: Hikaru Abe
edit: Koji Toyoda

安部くん

安部くん

僕の名前は安部光。社会人になったばかりでポパイ編集部でライターもしている。
先日、ある先輩から結婚式への招待状が届いた。せっかくの機会だし、ビシッと決めてお祝いしに行きたいところなのだが、そういえばちゃんとしたスーツなんて一着も持ってない…。中学、高校と私服で過ごし、就職活動も一切しなかった僕は、恥ずかしながらネクタイすらうまく結べないのだ。正しい着こなしもわからないし、知識もゼロだけど初めてのスーツなら、ちゃんとしたものを着たい! と思い、〈麻布テーラー〉のパーソナルオーダースーツを作りに行くことに。値段も4万4000円からと、思ったより安い! ということで、どんなスーツにしようか妄想しながら、いざ銀座の店舗へ。上の動画はそのときの体験記をVlogにしたもの。スーツの世界が気になっているけれどハードルが高いと感じている僕のような人にぜひ見てほしい。

1か月後、スーツが完成!

安部くん

安部くん

これが完成形! スーツに関しての知識がまったくなかったけれど、趣味や好きな洋服のブランドの話をしていたら理想の一着が出来上がった。イギリスのカルチャーが好きという話を伝えたら、イギリスではベーシックなチャコールグレーのバーズアイという生地を教えてくれた。あとは、隠れたところにこだわるスーツの楽しみ方も伝授してもらい、袖口を「本切羽」、ボタンはひとつひとつ表情が違う「天然水牛ボタン」、裏地をオールシーズン着まわせる「総裏仕様」にすることにした。スラックスはワンタックでベルトレスのサイドアジャスター。クラシックながら程よいテーパード感があって、とても気に入っている。オーダーシャツも8800円からと買いやすい値段だったので、これを機会に色々試してみた。

シャツとネクタイのチョイスで雰囲気がガラッと変わった

ビジネスシーンには、ブルーのタブカラーシャツにレジメンタルタイで。
タブカラーシャツ¥8,800、ストライプタイ¥4,950、ポケットチーフ¥1,650(すべて麻布テーラー/Y&Mプレスルーム)
カジュアルにスーツを楽しみたいときは、ネイビーのニットタイとキャンディストライブのボタンダウンシャツにしてみよう。
ボタンダウンシャツ¥22,000、ニットタイ¥9,900、ポケットチーフ¥1,650(すべて麻布テーラー/Y&Mプレスルーム)
ドレスコードがあるレストランにはこのスタイルで。ネクタイとポケットチーフの色を合わせてみた。
ギンガムチェックのラウンドカラーシャツ¥16,500、小紋柄のネクタイ¥9,900、ポケットチーフ¥1,650(すべて麻布テーラー/Y&Mプレスルーム)
安部くん

安部くん

僕の初めてのパーソナルオーダーの結果はこんな感じだ。”スーツ素人”の自分でも、細かいこだわりを反映させることができて楽しかった。完成までの流れをもう少し詳しく知りたい人は下の記事を読んでほしい!

まずは電話で予約。そして『麻布テーラー 銀座7th店』へ。

オンライン上でも予約可能。

銀座駅から歩いて約5分の場所に位置する『麻布テーラー 銀座7th店』。ビルの4階にあるので少し見つけづらく、到着するまでドキドキしたけど、店内に入るとずらりと並んだかっこいいスーツが目に入りテンションが上がった! ネクタイやソックス、タイピンなども綺麗にディスプレイされている。ひとまず、お店のアイテムも見ながら、どんなスーツにしようか考えよう!

カウンセリングからすべてが始まる。

実際に生地を選ぶ前にまずはカウンセリングから。〈麻布テーラー〉のパーソナルオーダースーツは好きな音楽や普段の生活などの話をしながら、自分にあった形を一緒に探してくれるので、初心者でも安心。たまたまイギリスに長年住んでいたという担当の楠本さんにアドバイスを頂きつつ、今回は僕がビートルズ好きということもありイギリス式のフォーマルなスタイルで進めることに!

選択肢はほぼ無限。

生地やスーツの形を選んだあとは、ボタンやポケットなどのオプション選択へ。今回のこだわりポイントは天然水牛のボタン。楠本さんの「つま先からバランスを考えると良い」というアドバイスを聞いて、革靴に合わせたブラックをチョイスした。本物の角から型をくりぬくため、個体差があるのが特徴だ。どれにしようか迷っちゃうけど、付け方や個数など細かいところまでこだわれるから楽しい。これぞパーソナルオーダーの醍醐味だ!

採寸でわかる自分の体のクセ。

必要なデザインを選び終えたら、ついに採寸へ。きちんと着こなすには、スーツのサイズ感がとっても大事。ズレがないよう体の隅から隅までメジャーできっちりと計測してくれる。自分の体のサイズを知っておくと、スーツ以外でもどんな服が似合うかわかるようになる。ちなみに、通販でも服を買いやすくなった。

いよいよ完成したスーツを受け取りに

オーダーから数週間後、スーツが完成したと連絡が入り、いざ受け取りに。細部までこだわった自分のデザインが形になるってめちゃくちゃ嬉しい! 内ポケットにイニシャルの刺繍が入っていたのが何げに一番テンション上がったポイントだ(笑)。これでビシッと決めて、早く先輩の結婚式に行きたいな。そうそう、ネクタイや、タイピン、ハンカチ、ベルトなどの小物もかなり充実していた。気になったものをいくつかピックアップしてみたから参考にしてほしい。ついこの間まで「どんなお店なんだろう、どんな人に接客されるんだろう…。」と不安でいっぱいだったけど、今回わかったのはお店に行くのがスーツの楽しさを知る一番の近道だということ。まずは勉強がてら、お店でカウンセリングを受けてみるのがおすすめだ。

インフォメーション

麻布テーラー 銀座7th店

◯東京都中央区銀座7-5-4 毛利ビル 4F ☎︎03・3573・3161

Official Website
https://www.azabutailor.com

オーダーした人

安部 光

あべ・ひかる|1999年、東京都生まれ。ポパイ編集部のライターとしても働く、社会人1年目。高校3年生から大学卒業までの5年間を吉祥寺のレコードショップ『ココナッツディスク』でアルバイト。音楽が好きで、週末はDJとしてイベントに参加することも。