ファッション
BODE meets Levi’s
2026年3月10日
photo: Mikito Iizuka
styling: Kazuro Sanbon
grooming: Nori Takabayashi
edit: Sana Tajika
2026年4月 948号初出
’60年代〈Levi’s〉のユース向けデニムに付いていたバックポケットラベルを再解釈し、「The Cowgirl’s favorite pair(カウガールのお気に入り)」のフレーズを愛馬だったチェッカーズの名に置き換えた。ラインナップはスタッズ付きとビジュー装飾付きの2種類。4月3日より東京店で先行発売予定。その他の〈BODE〉直営店舗および公式ウェブサイトでの発売は4月10日から。¥72,600(BODE/BODE TOKYO☎03·6407·1875) その他は私物
ニューヨーク発の〈BODE〉が東京にお店を作った(詳しくはPOPEYE4月号のp47を見てね)ってだけでも驚いたけど、なんと〈リーバイス〉とデニムも作っているって! アメリカ生まれの両者が出合ってあつらえた、オーセンティックでありながら新しいシルエットの一本。このジーンズにどんな物語を宿らせたのか。デザイナーのエミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラに話を聞いた。
大前提として。〈BODE〉の洋服には、彼女と家族の記憶、そしてヴィンテージや手仕事の温もりが織り込まれている。過去との繋がりを大切にするエミリーが、まず向き合ったのは、ロデオに関する過去の膨大な資料とサンフランシスコの〈リーバイス〉本社にあるアーカイブだった。「リサーチ範囲は1890〜1960年代まで。そこで見つけたロデオの衣装がすごく華やかで、大きなサテンのリボン、そこにあしらわれた宝石など、スペクタクルなイメージに惹かれました」。さらに「〝アメリカ的な子供時代の体験〟にファンタジーや想像力を掻き立てられます」と、20世紀半ばの西部劇のカウボーイやアイドルのコスチュームを真似て作られた、キッズ用のセットアップもインスピレーション源となった。
今回のジーンズは、エミリー自身の思い出もちりばめられた超パーソナルなものでもある。ラベルやポケット裏に登場するポニーは、幼い頃に飼っていたチェッカーズくん。彼は元々ロデオに出場していた。オリジナルのシルエットは、「高校のときも大学のときも、36歳になった今もデニムは〈リーバイス〉しかはきません」と語る彼女のコレクションひとつひとつのサイズを計測し、導き出した。「股上の深さにはこだわりがあります。それとサイドのデザイン。子供の頃に好きだったジーンズのサイドにはリボンやトリミングが施されていたんです。それで今回も装飾のあるクラシックなジーンズを作りたいと思いました」。エミリーと家族、そしてアメリカの歴史とクラフトにぜひ触れてみてほしい。
Details
〈リーバイス〉本社のアーカイブルームを訪れ、膨大なコレクションを参照しながらウォッシュの具合、金具の色味が吟味された。501と505のスタイルをインスピレーション源にしつつも、複数の年代のものをミックスし〈BODE〉らしいオーセンティックさを備えたまったく新しいスタイルを追求した。
幼少期に愛用していたデニムのフライ内側に施されていた刺繍のディテールを、“Emily Adams Bode Aujla”の頭文字で再現。
スレーキにはエミリーが幼少期を共に過ごしたチェッカーズくんとの写真、彼女が7歳のときに書いた文字をもとにデザインされた〈リーバイス〉のラベルがプリントされている。
インフォメーション
BODE
○東京都渋谷区上原3丁目43-1
Instagram
https://www.instagram.com/bode/
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