TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム
【#3】あの頃のプロレスTシャツ
執筆:渡辺友郎
2024年9月24日
連載が始まって、他の執筆者のテキストを読んで文字どおり天を仰いだ。そういえば自己紹介してないじゃん……。今更ながらこのタイミングで。〈TACOMA FUJI RECORDS〉というアーティストや作家のTシャツレーベルを東京・吉祥寺で運営している渡辺友郎と申します。獅子丸(ビーグル犬)とビール、チューハイが大好物です。今回、大好きだった’80〜’90年代のプロレスを中心としたコラムを執筆する機会に恵まれました。そして今回が3回目となります。間抜けな今さら自己紹介、恐縮でございます。
昨今、ヴィンテージのロックTシャツの高騰が話題となりましたね。’90年代に10代後半〜20代を過ごした身としては「え!あのTシャツがウン十万円!?あんなの最後は親父のパジャマになっていたのに……」みたいなことも珍しくありません。中高生の頃はスラッシュメタルが大好きだったので、SLAYERやDEATH ANGEL、EXODUSとかANTHRAXのTシャツをこぞって着用していたし、なんなら今でも結構な枚数を所有しています。ただ俺の場合、少しズレていたのは、同じテンションでプロレスものもコレクションしていたこと。いや、これについては過去形ではなく「今もコレクションしている」と言った方が正しいかもしれません。
私物の大半は自宅にストックしているのだけど、事務所にあったものをざっと広げてみた。そして、その物量に途中で断念。この手のTシャツを買う際、学生時代は自分が着用することを前提に購入していたけれど、いつからから完全にコレクション化してしまい、キッズサイズだろうと馬鹿デカかろうとデザイン重視でチョイスしていたら結構な数になってしまった。この山を見て改めて思う。どのTシャツも、例外なくちゃんとダサいし、過剰で暑苦しい。残念だけど、どう転んでもシティボーイのお眼鏡にかなうことはなさそうだ。やっぱり最高だぜ、プロレスTシャツ!
プロフィール
渡辺友郎
わたなべ・ともろう|1974年、東京生まれ。レコード会社にてビジュアル・プランナーとしてCDジャケットや物販アイテムの制作を担当後、2007年に独立してクリエイティブ・プロダクション〈Lodge ALASKA〉を設立。翌年2008年には、架空のレコードレーベルをコンセプトに、国内外のクリエイターがデザインを手掛けるTシャツブランド〈タコマフジレコード〉を始動する。犬とビールが大好物。
Official Website
https://tacomafuji.net/
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