TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#2】マイナースポーツ?

執筆:タージン

2026年6月22日

アメリカンフットボール、アメフトにすっかりはまっている。まさに沼。

1990年からアメフトの実況をさせて頂き、はや36年。
実に面白いスポーツ。
なのに、日本では、マイナースポーツ。
ラグビーとはどう違うの?とよく云われ、「アメラグ」と呼ぶ人もいる。

「アメフトは、いちいちプレーがストップして辛気臭い」「ルールがよう判らん」「場面により入る点数がちがう」、、、「だから、アメフトは見ない」となり、テレビで観る機会もほとんどなく、、、マイナースポーツのまま。

いちいちプレーが止まるのが辛気臭いというが、大相撲も立ち合いまで、ずいぶん時間をかける。
その間に、「思い切りぶちかませ!」やの「変化があるから気をつけろ!」やの「絶対引くなよ!」などと、さも親方になったが如く、感情移入する時間にあてる。
野球もそうだ。ピッチャーがキャッチャーのサインを見る。サイン交換がなされて、そのあと、ゆっくり振りかぶる。
「このバッターには甘い球はあかんよ、ボールから入りや」やの「ストレート、真っ直ぐで勝負やで」やの「歩かしてもエエから、クサイ球で」やの、さも監督になったように、サイン交換の時間を感情移入する時間にあてる。

本来、日本人は「間」を許す、いや、「間」を楽しむはず。
なのに、アメフトは辛気臭いと。
ただの食わず嫌いなんだろう。
アメフトでワンプレーが終わり、つぎのプレーに入る前にハドルという円陣を組み、つぎのプレーを伝えて確認する「間」がある。
この時間こそが、日本人の好きな「間」である。

「さぁ、パスをなげて大きな前進をねらうのか?」「ここはボールを持って、短くても確実に前進をねらうのか?」と、さも監督になったつもりで、この「間」を感情移入する時間として楽しむ、いや、楽しめるはずだと確信する。
アメフトは日本でメジャースポーツになるはず。なのに、なぜ、マイナースポーツなのか?

場面により入る点数がちがう?
時間の使い方が大切?
体力半分、知力半分?

では、つぎの機会にこれらを判りやすく、お話しよう。
アメフトは、知れば知るほど、「沼」である

プロフィール

タージン

1962年生まれ。大学在学中から関西を中心に様々なテレビ番組のリポーターやラジオに出演し、明るく元気なキャラクターで一躍人気となる。物事を伝える表現力や語りの構成能力に定評があり「ロケの神様」との異名を持つ。リポーターの他にアメリカンフットボールなどのスポーツ実況中継も行い、幅広いジャンルで活躍中。

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