ファッション

5月の『POPEYE NOTES』 #3

2023年5月28日

photo: Nagahide Takano
text: Tamio Ogasawara
cooperation: Takahiro Goko
2023年6月 914号初出

本誌で毎月定例でお届けしている「POPEYE NOTES」。本誌が販売している間だけ、Webでも一部公開!

1. SSSF

てっきりパンツのブランドだと思っていたら、すごくいいシャツを仕立ててきた〈SSSF〉。ゆったりしたアメリカンなオックスフォードシャツだが、襟型はドレスタイプのワイドスプレッドで。これがかわいい。しっとりした品のいい生地感で、縫製も抜群にキレイ。(SSSF/THE MOTT HOUSE TOKYO☎03·6325·2593)

2. CROCKETT & JONES

履けば、いつもよりちょっと気持ちも上がるビットローファー。こちらは〈クロケット&ジョーンズ〉には珍しい、華奢な一連ビットを使った「フェントン」というニューモデル。見た目はすっきりしているのでわかりづらいが、歩きやすいラバーソール仕様。(フレーム☎092·707·0562)

3. POSTALCO

今までにこんな建築的なデザインのパンツはあったか? 袴のような立体パターンとフロントの深いタックで、どんな自由な動きも可能にするのが〈ポスタルコ〉のパンツだ。ウエストバンドによる3サイズをカバーする調整機能に、ユニークなタブボタン。生地にはソフトで丈夫なコットンキャンバス。はき姿も洒落てるわけ。見た目以上に収納できるジッパー付きウォレットのシン(薄)サイズには、新色パープル! ※パンツは8月末入荷予定・先行予約販売中(ともにポスタルコ/ポスタルコショップ☎03·6262·6338)

4. COUPRONDE

キレイな生地を大きく着るなら〈クープロンド〉のTシャツで。素材はとても希少なスヴィンコットン100%。インナーに着ても、一枚で着ても、ちょうどよく着られる絶妙な肉厚感もさすがの一言。今、こういうパープルのTシャツがとっても気分。(coupronde

5. VINSON HOUSE

『VINSON HOUSE』がナポリのシャツメーカー〈サルヴァトーレ ピッコロ〉にオーダーしたのは、サルトの技が光るシャツジャケットとストライプのワークジャケット。ともに夏の大人のリネン素材で。バックパックは古いアメリカ製の〈エルベシャプリエ〉をモチーフに現行にはないサイズで作ったぞ。(すべてVINSON HOUSE☎03·6271·1623)

※素敵なモノばかりなので売り切れてる可能性があります。ご了承ください。