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『また会えるよね』を観る。

ギヨーム・ブラック(監)

© bathysphere productions – 2024

 南フランスの寄宿学校を舞台に、卒業を間近に控えた高校生たちの日常を追ったドキュメンタリーだ。親との関係や将来の進路に悩む一方、宿舎での馬鹿騒ぎ、川遊びやハイキング、そしてレイヴパーティで日々を楽しむティーンたちを、まるで物言わぬ父親のように優しく見つめる監督の眼差しが素晴らしい。かけがえのないそんな時間が描かれるほど、迫り来る別れの気配も切実に感じられてくるわけだが、いたずらに感傷的にしない姿勢にも好感を持った。映画は100分がちょうどいいと信じる者として、「映画は2時間の〇〇」的な大喜利を聞くたび、密かにうんざりしてきた。しかし、本作はたった64分。その中にここまで充実した時間を真空パックしてしまった本作には、ひたすら驚くしかない。7月18日より全国順次公開。

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