ファッション
首と肩の周りに、さりげないポイントを。
デートは準備から楽しいのだ。
2025年12月21日
ガールフレンド '26
photo: Hiroki Oe
styling: Yutaka Aoki
grooming: Risa Fukushima
edit: Koji Toyoda
2026年1月 945号初出
デートを120%楽しもう。なら、準備も120%がいいんじゃない? 服もグルーミングもマインドも2割アップのために、あれこれ考えた。
待ちに待ったあのコとデート♪ ルンルン気分でクローゼットを引っ掻き回すのは、きっとシティガールも同じはず。ジャケットは着ていくべき? ジーンズだとカジュアルすぎるか? といった問いと服とのせめぎ合いに突入するわけだが、断言できるのは、過剰なヨソイキ感は逆効果であろうということ。例えば紺ブレはドレスアップに最適かもしれないが、普段から着慣れていないなら七五三のときみたいにまごつく(思い出して!)。もちろん意外性にドキッとすることもあるけれど、行きすぎれば結果は「誰これ?」。つまりいつもの自分から変身するべきではない。目安はそう、2割増し。そこでまずターゲットは首元や肩、頭の周り。シルクのスカーフをさらりと首に巻いたり、ベースボールキャップをベレーに替えたり、スターリングシルバーの缶バッジをつけたり。秋冬のワードローブにも合わせやすいし、ちょっと色っぽくなれる気がする。とはいえ全部盛り込んだらやりすぎで、くどいようだが「ちょっとだけ」こそが大切よ。当然、そのためには普段の自分の100%を知る必要もあって、それこそが難問でもあるのだけれど。
丸い首はお休み。
ついにVネックの出番。
ユーズドのウールVネックセーター¥12,650(オリバー @oliver__shoinjinja) その他は私物
セーターの首元はクルーネックが日常。でも、デートはある意味、非日常。と考えれば、この10年くらい出番が激減中のVネックを登板させるいい機会。ほら、写真のようにTシャツと組み合わせるだけなのに、ちょっぴりフォーマルな印象になるのもいい。ちなみにこのスタイリングは名著『TAKE IVY』の写真で発見したテクニック。Vゾーンが深いほどドレッシーな印象になるので、新品ではめっきり見つからなくなった深Vを古着から回収してみない?
首の周りこそ
2割増しのためにある。
シルクスカーフ¥52,800(バウルズ info@vowels.com) その他は私物
ウールシルクスカーフ¥38,500、スカーフを通したシルバーリング¥55,000(ともにアナトミカ/アナトミカ 東京☎070·3144·0378) その他は私物
カシミヤマフラー¥24,200(コーギー/ホームステッド リミテッド☎03·6455·4460) その他は私物
この際、スカーフはいつもより少し大胆な柄に挑戦するのも手。〈バウルズ〉には、彼女の目を邪魔しない、控えめでエレガントな色柄が揃う。ちなみにフレンチのウェルドレッサー、ピエール・フルニエさんはスカーフを巻くときに、首元の留め具にシルバーのリングを使うそう。気品に満ちたテクニックはぜひ応用したい。それでもスカーフが3割増し以上だと感じるようならショートマフラーはどうか? ポップな色合いを選ぶと、女の子の目にもほんの少しだけ華やいで見えるかも。
限りなくさりげないシルバー。
ブレスレット¥66,000(オール ブルース/エドストローム オフィス☎03·6427·5901) その他は私物
バッジ34㎜¥50,600、バッジ22㎜¥57,200(ともにバニー/スプリームス インコーポレーテッド☎03·3583·3151)、ベスト¥33,000(ノア/ノア クラブハウス☎03·5413·5030) その他は私物
シルバーネックレス¥67,100(トムウッド/トムウッド 青山店☎03·6447·5528) その他は私物
首元や腕から控えめに光るジュエリーにドキッとすると話すシティガールもいる。ならばここは透明感やクリーンさもあるシルバーを1つ、2つさりげなく。なかでもおすすめは、シルバー925の缶バッジ。いつもの服でもこんなにも気品たっぷりに。
髪型を変えるように
帽子もこっそりイメチェン。
帽子といったら、シティボーイにとって第二の髪型。デートに向けて髪型をちょっぴり変える気持ちで、6パネルキャップをベレー帽やハンチングにチェンジしてみるのはどう? その新鮮ないでたちがよそ行き気分を盛り上げてくれるし、芸術家が愛した代物だけにどこか知的なムードも漂う。でも、イメチェンした? と女の子から突っ込まれたらすべてが台無しなので、1週間前くらいから毎日かぶって顔に馴染ませる準備を。
シルクでもニットでもなく
ウールのタイドアップ。
ヘビーウールのネクタイ¥14,300(エンジニアド ガーメンツ/エンジニアド ガーメンツ青山☎03·6419·1798)
当然、タイドアップもオプションだ。アイビーボーイだったらニットタイがクールだが、2025年のホリデーシーズンのシティボーイは柄物のウールタイでどうだろう。覚えておいてよかった。ずーっと〈エンジニアド ガーメンツ〉はコレクションのファブリックを使ったウールタイを多彩に展開している。ジャケットなどに使う生地は上質だが、洗いがかかっていたり、剣先は巻きロックの刺繍だったりと、全体としてはカジュアル。芯が薄手で締めやすいのもありがたいのだ。
いつものシルバーもこれで2割増し。
デートのためにシルバーアクセサリーをプラス・オンしなくても、既にいつも身につけているよ、というなら、ポリッシュだ。イギリスの〈タウントーク〉は130年以上の歴史を誇る老舗で、銀製品のクリーニングや鏡面磨きのための製品を開発。いまでは貴金属やパールやジュエリーの輝きを復活させるスペシャリストとなった。ホリデーシーズンといえばイルミネーションだし、身につけるアクセサリーがキラキラ光ったら、さらにロマンチックなはず。
と、その前に、デートはいつ申し込むべきなのか?
「2026 ウォールカレンダー」¥1,430(パピエラボ☎03·5411·1696)
デートの日取りや行き先を決めなければ、当然準備も始まらない。服装や持ち物だってTPOがあるからね。じゃあ何日前がいいのか? どうやらずいぶんまちまちだ。「10日は欲しい。行きたいお店を予約したいから」という計画的ガールもいれば、「楽しいイベントはいつでも嬉しい! けど予定がかぶると悲しいし準備もあるから3日前」という速攻派も。ようはかなり個別の問題で、確かなのは、みんな準備をしたいということ。シンプルで飽きのこないポスタータイプのカレンダーなら、あと何日かもカウントしやすくていいね。自分だけがわかる印をつけよう。
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