杉本博司と榊田倫之が主宰する〈新素材研究所〉が新館の基本設計を手掛けた『荏原 畠山美術館』は、既存の本館に新館を加え、2024年10月にリニューアルオープンした。本館では茶道具を中心に、書画、陶磁、漆芸、能装束など、日本・中国・朝鮮の古美術品を紹介し、新館では新たな領域に挑戦する企画展示を行っている。
展示は春夏秋冬、年4回入れ替えられるが、今回の冬季展では、本館および新館2階にて、新春の幕開けにふさわしい畠山コレクションの優品を厳選した「冬、そして春へ―『華やぎ』と『侘び』の調」を開催。新館地下1階では、写真家・伊奈英次の45年にわたる挑戦の軌跡をたどる、美術館初となる本格的な回顧展が展覧される。
日本の伝統的な美意識と、都市の周縁や社会の構造を象徴する風景写真。一見交わらないように見えるが、どちらも私たちの生活と地続きの表現だ。年のはじまりは、冬晴れの柔らかな自然光を取り込むこの美術館で、刻々と移り変わる光のなか名品に向き合ってみたい。
インフォメーション
冬、そして春へ―「華やぎ」と「侘び」の調/圏外の眼―伊奈英次の写真世界
会期:前期:1月17日(土)〜2月15日(日)、後期:2月17日(火)〜3月22日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料:一般:1,500円(1,300円※要オンライン予約)、学生(高校生以上):無料(※要オンライン予約・学生証の提示必須|本展のみ)
*中学生以下無料(ただし、保護者の同伴が必要)
場所:荏原 畠山美術館 東京都港区白金台2-20-12
Official Website
https://www.hatakeyama-museum.org/exhibition/000245.html
【ワークショップ】写真×茶室×庭園―伊奈英次に学ぶ、美術館での撮影体験
2026年2月7日(土)/ 3月1日(日)
時間:各回10:30~12:30
定員:各回15名
料金:一般3,900円(入館券+作品集付き参加券)
無料入館対象者:2,600円(作品集付き参加券)
上記ワークショップの詳細のほか、他のイベント情報も掲載中
https://www.hatakeyama-museum.org/event/
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