1960年代から70年代にかけて活動した、イギリスの前衛建築家集団アーキグラム。彼らが自費出版し、建築史上もっとも影響力があり、革新的かつ愛され続けてきたアンダーグラウンド・マガジンが『Archigram』である。その全10号のファクシミリ版『Archigram: The Magazine』の制作過程で生まれた貴重な資料を公開する展覧会を日本で唯一開催する。
冊子、フライヤー、ポケット状のシート、飛び出すカード、ポスターなど、各号で次々と繰り出された大胆な誌面設計は、いかに読み解かれ、いかに再現されたのか。本展では、その裏側に迫る。
『Archigram』の創造性と実験精神をあらためて浮かび上がらせると同時に、デザイン、造本、印刷技術といった領域にも光を当てる内容である。建築の枠を超え、カルチャーや出版に関心を持つ人にも響く展示となるだろう。会場では『Archigram: The Magazine』の展示販売も行うので、実物を手に取ることができる貴重な機会となるはずだ。
インフォメーション
Archigram: Making a Facsimile ーアーキグラムマガジンの作り方ー
会期:1月29日(木)〜3月1日(日)
※21日のみ他イベント実施のため、展示はご覧いただけません。
休み:月、火、水
開館時間:9:30~18:00(12:30~13:30は昼休憩)
入場料:無料
場所:けんちくセンターCoAK 京都市左京区下鴨東半木町67−17 1F
Official Website
https://coakyoto.wixsite.com/coak
「わたしのまなざし、あなたのまなざし SHIBUYA ART WEEKEND」に行く。
今年の7月4日からヒカリエホールで行われている大規模写真展「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」。石内都さんをはじめとする30名の女性写真家が一挙に展示するこの大規模展の連動イベントとして、「わた...
「あんた最悪、俺も最悪、我々みんな最悪」に行く。
POPEYE Webにて毎日更新中の写真連載「未来のほうからやってくる。」でお馴染み、フォトグラファーの中村寛史さんによる企画グループ展が開催される。タイトルにも掲げられる「あんた最悪、俺も最悪、我...
Yuri Iwamoto 個展「Living Tree」が気になる。
POPEYE Webのミニコラム「タウントーク」にも執筆いただいたガラスアーティストのYuri Iwamotoさん。植物、果実、身体などをモチーフとした作品は工芸の枠を飛び出し、伸びやかで生き生きと...
「マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love」が気になる。
「責任はただ一つ――美である。現実はただ一つ――夢である。 ただ一つの力――愛。」 1926年、わずか14歳の少女だったアルミ・ラティアが日記に綴ったこの言葉は、のちに世界中で愛される〈マリメッコ〉...
『ブック・アクティビスト』Irma Boom: Book Activist 展に行く。
読む人、売る人、作る人。本に関わるすべての人を讃える言葉「ブック・アクティビスト」を掲げた展覧会が、『ATELIER MUJI GINZA』で開催されている。世界的なオランダ人デザイナー、イルマ・ボ...