永青文庫の設立者、細川護立(1883〜1970)は、幼少期から漢籍に親しみ、渡欧をきっかけに東洋美術を広く蒐集し、中国の陶磁器、石仏、金銅仏、さらにはインドや東南アジアの彫刻をもコレクションした人物だ。
今回の展示では、永青文庫が所蔵する「菩薩半跏思惟像」、「如来坐像」(いずれも重要文化財)をはじめとする中国彫刻に加え、多種多様なインド彫刻を7年ぶりに公開。さらに注目したいのが、近年永青文庫で発見された「造像所獲記」。近代日本においていち早く中国美術を紹介・蒐集した早崎稉吉が、手に入れた中国石仏について時期や場所、伝来などを書き留めた自筆メモで、護立に売却した際の資料として作られたと考えられている。この貴重な資料も展示される。
普段は熊本県立美術館に保管されている作品も出品。まとめて見られるこの機会をお見逃しなく。
インフォメーション
アジアの仏たち―永青文庫の東洋彫刻コレクション―
会期:1月17日(土)〜3月29日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
開館時間:10:00~16:30(入場は16:00まで)
観覧料:一般 1000円、シニア(70歳以上) 800円、大学・高校生500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
場所:永青文庫 東京都文京区目白台1-1-1
Official Website
https://www.eiseibunko.com/exhibition.html#2025fuyu
「湘南海街珈琲祭 2026」が気になる。
まるでシアトルやメルボルンのように、スペシャルティコーヒーのカルチャーが街に根差し始めている湘南。穏やかな空気が流れ、人と人との距離が心地よい海街を選ぶロースターが増えていて、まさに日本でも有数のコ...
野外リスニングイベント「EACH STORY」に行く。
標高1,300m、長野県・野辺山高原に広がる「五光牧場オートキャンプ場」。広大な芝生と美しい木々に囲まれたロケーションで、毎秋2日間に渡り開かれるのが、リスニング野外イベント「EACH STORY ...
佐々木亮平さんの個展「Now Then」が気になる。
福岡を拠点に活動する佐々木亮平さんは、普段僕たちが見過ごしてしまいそうなささやかな自然物を描く気鋭のアーティストだ。その柔和でどこか儚い油絵は見る者の視線をじわりと惹きつける。 本展「Now Th...
「YES GOOD MARKET 2026」が気になる。
「非日常のショッピングを楽しめる空間」をコンセプトに、ファッションや音楽、フードなどのカルチャーを「マーケット」という形で発信するイベント『YES GOOD MARKET』。第11回となる今回は、10...
「もぐもぐたべる展」が気になる。
人が食べている姿は、なぜか無性に目を引くものだが、この展示のテーマはただ「食べる」ではなく「もぐもぐたべる」。 これまでも、身近なテーマについてさまざまな展示を開催してきた『PARK GALLER...