カルチャー

目指せGEEK WATCH図鑑!!! Vol.37

写真・文/久山宗成 a.k.a. Donald

2025年3月31日

photo & text: Muneaki Kuyama a.k.a. Donald
edit: Yukako Kazuno

第37回目は、カスタム腕時計ネタです。しかも、地味に世界初となるカスタム! 材料は、ベースとなる腕時計とアンティークのタイプライター、アルミ箔テープとハサミくらい。

こちらが今回使用したタイプライター。アルミ箔テープや銅テープはホームセンターなどで簡単に入手できます。

こちらが今回ベースにした腕時計。〈SEIKO〉のシンプルなミリタリーウォッチ。

竜頭を外して、ムーブメントから文字盤と針を外します。

文字盤をアルミ箔テープに押し当ててサイズがわかるようにします。針が通るセンターの位置もマークします。

文字盤にタイプライターで打つと、アルミ箔テープに文字が刻印されます。今回は私の好きなニューエイジの格言をタイプしました。

Now here is nowhere, nowhere is now here.
(いまここにいるということは、何処にもいないと言うこと。何処にもいないということは、いまここにいるということ)

色々とタイプして一番右下を採用しました。

アルミ箔テープを文字盤に貼って針を元に戻せば….。

世界で一つ。貴方だけの腕時計が完成します。折角なのでアルミ箔テープ以外にも、銅テープでも作ってみました。

イマ ナンジ? What time? カタカナのタイプライターも使ってみました。

FESTINA LENTE(悠々と急げ)。

液晶が壊れた腕時計もカスタムしてみました。

二か国表示の腕時計をカスタム。YOU&ME。遠距離恋愛の貴方と私のための腕時計。

THE END(シヲ オモヘ)
CARPE DIEM(イマヲタノシメ!)

こんな感じで皆様も是非トライしてみてくださいね。

プロフィール

目指せGEEK WATCH図鑑!!! Vol.37

久山宗成 a.k.a. Donald

くやま・むねあき | 改造活動家、企画編集者、GEEK WATCH偏愛家。ワタリウム美術館のミュージアムショップ地下中二階にて、2014年より改造見世物小屋『+R.I.P. STORE』を営む。様々なマテリアルや手法を組み合わせてジュエリー、腕時計、プロダクト、舞台美術などを制作している。趣味的に始めてどハマりしたGEEK WATCHのコレクションは今や700本以上。現在『GEEK WATCH PEDIA』なる本を編集中。

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