カルチャー

目指せGEEK WATCH図鑑!!! Vol.3

写真・文/ドナルド魔苦怒奈流怒

2022年6月2日

GEEK WATCH連載第3回目はお店を飛び出て野外活動。
コレクターさんのお宅突撃訪問です。

今回ご紹介させて頂くコレクターさんは、振付稼業「air:man」の杉谷一隆さん。
杉谷さんは鋲ジャンやTシャツなどの常軌を逸したコレクションで業界では有名な方。今回はメディア初公開となる杉谷さんの振り子時計&置時計コレクションを拝見させてくれる事に。GEEK WATCHならぬ、GEEK CLOCKコレクション。ドキドキしますね~💘。

杉谷一隆
photo: Kouichi Nakazawa

『ピンポーン』とチャイムを鳴らして、都内某所にある杉谷さんの自宅を兼ねた隠れ家をご訪問。予想はしていたが、玄関から既に振り子時計のコレクションが壁一面に! 振り子のコチコチ音がオーケストラみたい…。玄関から目眩がして先に進めない程の圧巻のコレクション。これは文字数が足らない予感しかしない! という訳で氏のコレクションをザクザクと紹介します(ノーカットで楽しみたい方はYouTubeをご覧ください)。

それでは氏のGEEK CLOCKコレクションに参りましょう!

1947年に創業した御見(ミケン)機器株式会社が、昭和30年~40年代に「ファンシークロック」というネーミングで発売した目玉が動く振り子式時計。初期は木製で、後に量産が可能なプラスチック製に。海外にも輸出され人気を博した。

こんな場所にも! 圧巻のコレクションで埋め尽くされたトイレの壁。

振り子時計式のタイムレコーダー。サイドに初号機のサインが! 2個しか製造されておらず、もう1台はIBMの社長が持っているとか。

杉谷さんが振り子時計の中でも特に夢中になっているのが置時計タイプ。

一つずつ手作りで製作された日本製の木彫り置時計。名古屋と大阪の別々の場所で入手した運命的なペア。

アメリカのアンソニア社製。ブランコに乗った人形が上下に動く。驚くべき事に時間も正確に動くという。

右目が回転して時間、左目で分を表示するからくり時計。当時いろいろなデザインが作られた。初期は木彫りだったが、後に量産可能な練物製に変わっていった。

左は1935年頃に製作されたエンゼルフィッシュ時計。切り子が施されたガラスカバーの中にエンゼルフィッシュが泳ぐように動く。1950年頃に占領下の日本で製作されたゴールドフィッシュ時計。右はアール・デコ的デザインは今見てもスーパーモデン。このクオリテイで現存しているのは奇跡的。

左はウランガラス製の置時計。右はガラスで貝を模した壁掛け時計で隠れスーパーレアな逸品。

1970年代くらいに時計の本を出した、有名なコレクターの私物です。直接譲って貰った訳ではなく、色んな所を巡り歩いて手に入れたとのこと。

とざっくり紹介させて頂いてこの量です…。
来月は杉谷氏の偏愛論についての熱いインタビューを掲載致します。