GAME WATCH大特集

こんにちは。奇天烈な腕時計の沼にハマり気づいたらコレクション本数700本以上。
GEEK WATCH偏愛家のドナルドと申します。
今回は気分を変えて『ON SUNDAYS』の店舗ではなく、東久留米某所の一軒家を改造中の『改造SHOW ROOM』からお届け。80’sにフィーバーした、ゲーム機能付きの腕時計を特集します。このジャンル腕時計は、GEEK WATCHマニアとゲームマニアが争奪戦を繰り広げており、年々、希少化とプライス高騰化が激しくなっています。そんな中、なんとか捕獲した子たちを紹介します。
ゲームの動画を見たい方はYouTubeのGEEK WATCH CHANNELでご覧ください。
【任天堂 ゼルダの伝説】
ファミコンゲーム『ゼルダの伝説』の人気を受けて、1989年に北米用に販売された腕時計ゲーム。鍵を入手し、ボスであるドラゴンを倒すためにトライフォースを集めていくという内容。
【SEIKO MAMAGON】
ゲーム付き腕時計のなかでも神レアモデルで、眼鏡が吊り上がった教育ママを「MAMAGON」というキャラに仕立てた80’sらしさを感じる名品。ママゴンが放つ数字や文字の障害物を避けて外に遊びに行く。正統派の〈SEIKO〉が製作しているのが意外 。
【ウインクミッキー】
時刻表示の時にミッキーがウインクすることから「ウインクミッキー」として人気が高い。搭載されたスロットゲームで数字を揃えると、マーチを奏でてくれる。
【CASIO CYBER MAX】
ボタンを押して、3、2、1、のカウントダウンに合わせてパンチすると、スピードとパンチ力を測定することができる。ちなみに、足に付けてキック力とスピードも測定可能。極めるとチャンピオンの「C」が画面に出る。
【TOMY ボーリングゲーム】
水道管ゲームやゴルフゲームの腕時計でも有名な〈トミー〉製。上下に移動するプレイヤーをベストタイミングで押し、ストライクを狙う。ゲームはシンプルなほどハマるという名品。
【NELSONIC PACMAN】
大人気の名作アーケードゲーム『PACMAN』の腕時計。数あるゲーム付き腕時計のなかでもマニアが大好きなモデル。ゲーム付き腕時計型ゲームで知られるアメリカの〈Nelsonic〉製。
【メーカー不明 FROG GAME】
大手の腕時計メーカー以外にも、無メーカーながら様々な名品のゲーム腕時計が作られた。こちらはカエル好きによる、カエル好きのための、カエルのゲーム付き腕時計。
【SEIKO ガンマンゲーム スロットゲーム】
腕時計でキャラクターゲームが制作される前の一品。ゲームのなかでも初期の「ガンマンゲーム」が楽しめる。スロットゲームから数字を狙う仕組み。
【NINTENDO TETRIS】
ソビエト連邦のコンピュータ科学者アレクセイ・パジトノフが開発した、ご存知『テトリス』。1984年6月6日に初めてプレイ可能な版を開発。1989年に〈任天堂〉から発売されたゲームボーイ版は、国内出荷本数約424万本、ゲームボーイ最初期の作品ながら、ゲームボーイソフト単体での史上売上1位を記録。で、これはその腕時計バージョン。ロシアをイメージした聖ワシリイ大聖堂のデザインがミステリアスでナイス。
【SEGA SONIC THE HEDGEHOG】
〈セガ〉グループの看板キャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が主人公。音速よりも早く走れる青いハリネズミ、という設定のキャラクターで、彼の名前を冠したゲームは全世界で7000万本以上の販売実績を誇る。
【CITIZEN ALARM GAME】
時刻表示画面ではゲーム機能が付いているとは思えないのがCOOL。青と黒のいかにもオールドスクールなゲーム画面も懐かしい。
【CASIO G-SHOCKコイントス】
「G」のマークがコインのように回転するコイントスゲームを搭載。「G」が回転し、表か裏のいずれかを表示。ゲーム感覚を取り入れた遊び心のあるG-SHOCK。
【NELSONIC Q BERT】
1982年10月にアメリカ合衆国のゴットリーブからリリースされたアーケード用ドットイートゲーム。日本では1983年に〈コナミ〉からリリースされた 。 主人公の「Qバート」を操作し、敵を避けながらブロックの山をジャンプ。全てのブロックに色が付けばステージクリアとなる。
【SEIKO VOICE&GAME ラブアタック】
80’sに〈セイコー〉がALBAブランドで発売。その名の通り音を聞いて遊ぶゲームで、秘密の3桁の数字を当てるというもの。そのクールな外観とちくはぐさがHOTなゲーム。
【SEIKOウェアラブルPC Ruputer】
1998年、ウェアラブルコンピュータというキャッチコピーで発売された腕時計。プログラムを自作することを前提にした腕時計型コンピュータだったが、当然素人には無縁なもので、極一部のマニアのみが反応。私はゴツいデザインとオレンジのスクロールボタンが好き。そして、こいつに標準装備されたオスロが大好きです。