アボリジナル・アートとは、オーストラリアの先住民族であるアボリジナルの方々が作り出す芸術のこと。6万年以上前から続く世界最古の文化を伝えるコミュニケーション手段として、生活の中で重要な役割を果たしてきた。現代は社会問題、環境問題、過去の歴史、失われた文化の復興など、幅広いテーマも扱っている。本展は、そんなアボリジナル・アートを手掛ける複数の「女性作家」にフォーカスを当てた日本初の展覧会。’80年代まで男性中心だった背景を持つそれらの中で、彼女たちはいかにして立場を築き、今日のアートシーンで存在感を強めていったのか。オーストラリア現代美術の現在地を、世代と地域を越えた7名と1組の作家から読み解いていく充実の内容となっている。じっくり対峙することで、かつてイギリスによる植民地支配を受けた歴史を持つ地の、複層的な姿が考察できるに違いない。
インフォメーション
彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術
会場:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1丁目7−2)
会期:6月24日(火)〜9月21日(日)
時間:10:00〜18:00(毎週金曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで。
休館日:毎週月曜日(※8月11日、9月15日は開館)、8月12日(火)、9月16日(火)
料金:一般¥1,800(ウェブ予約)/¥2,000(窓口販売)、大学生以下無料
Official Website
https://www.artizon.museum/exhibition_sp/echoes_unveiled/
5月第3週の「TODO RADIO」を聴く。
呉屋慎吾「En Route by ALBUM」/グランド・イリュージョン ダイヤモンド・ミッション/Hotdog in the Ocean TAMAKI IWAO/97歳セツの新聞ちぎり絵 原画展/ど...
福岡の街を、名作椅子を探して歩く。
“Chair Expedition”と名付けられたユニークなイベントが、5月15日から始まる。2024年に逝去したインテリアデザイナー永井敬二氏の膨大なコレクションから選ばれた20脚の名作椅子が福岡、...
呉屋慎吾「En Route by ALBUM」に行く。
インディペンデント・マガジン『.OWT.』を手がけるほか、本誌『POPEYE』をはじめ、ファッション、広告、建築などの分野でも多岐に渡り活躍する写真家・呉屋慎吾さんによる個展が開催中だ。ダイナー、工...
『マテリアリスト 結婚の条件』が気になる。
ジェントルマンな金持ちか、貧乏だけど夢に向かって生きる俳優志望か。恋愛における古典的な二者択一を迫られる婚活カウンセラー、ルーシーをめぐる王道のロマンチック・コメディ。そういえば、監督のソンは前作『...
『スマッシング・マシーン』を観る。
”サフディ兄弟”名義をジョシュと解消したベニーが、にもかかわらずジョシュの『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』と同じく、日本が重要な役割を果たすアスリート映画を作ったのは偶然なのか必然なのか。そん...