カルチャー

ハワイ文化の“B面”に触れるきっかけを、例えば「ARAKAWAS」のパラカシャツで。

モノのポッドキャスト「これDOW!?」

2024年8月28日

これDOW!?


cover design: Ken Kagami(DOW!?)
photo: Hiroshi Nakamura
narrator: Tomoe Miyake
edit: Yu Kokubu

 ニッチなブツから王道のブツまで、最近見つけた気になるアイテムを囲んで雑談中のポッドキャスト番組「これDOW!?」の新エピソードが公開! 今回はまだまだ暑いのでハワイの話で大盛り上がり。リゾートとしてのハワイも捨てがたいけど、今回の配信ではイギリスの画家/版画家であるC.W.バートレットが1919年に描き残した「サーフ・ライダーズ」の話や、1840年代に建設されたカメハメハ3世の別宅の話、もちろんパラカシャツやハワイアンミュージックの話などなど、あまりにもおもしろいハワイ文化の“B面”についてトーク中(※写真はページ下にあり)。視聴は以下のリンクから!

以下、今回のこれDOW!?

約10年前、ハワイを訪れた日本人観光客向けに井出さんが制作したフリーペーパー「my only HAWAII」各種。

日本の浮世絵に影響を受け、ハワイで暮らしたイギリス人版画家、チャールズ・ウィリアム・バートレットの「サーフ・ライダーズ」(1919年)。

今回はこちらの2冊(『Art Deco Hawaii』&『Hawaiian Featherwork』)を囲んで。

『Art Deco Hawaii』① Podcast内に登場するアーマン・マヌーキアンの作品。

『Art Deco Hawaii』②

『Art Deco Hawaii』③

『Hawaiian Featherwork』① かつてハワイ王国で王が身につけた、鳥の羽で作られた赤と黄のケープやマント、ヘルメットなどの工芸品を紹介した展覧会図録。

『Hawaiian Featherwork』②

ハワイ・ワイパフにあったパラカシャツ専門店「ARAKAWAS」のパラカシャツ。

コットン地のプルオーバー仕様で、カジュアルかつタフな印象。

George Paoa『Maui Boy』(Makaha/1968年)、Al Kealoha Perry『Hawaii Calls At Twilight』(Capitol Records/1956年)

出演者のプロフィール

モノを持ってきた人

井出幸亮

いで・こうすけ|1975年、大阪府生まれ。編集者。POPEYE Webシニアエディター。古今東西のアーツ&クラフツを扱う雑誌『Subsequence』(cubism inc.)編集長でもある。本誌『POPEYE』(マガジンハウス)、『工芸青花』(新潮社)などさまざまな媒体で編集・執筆活動中。主な編集仕事に『ズームイン! 服』(坂口恭平著/マガジンハウス)、『ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと』(新潮社)、『細野観光 1969-2021 細野晴臣デビュー50周年記念展オフィシャルカタログ』(朝日新聞社)など。著書に『アラスカへ行きたい』(新潮社、石塚元太良との共著)がある。

聞き手

国分優

こくぶ・ゆう|POPEYE Webクリエイティブディレクター。本番組のナビゲーター。

聞き手

トロピカル松村

とろぴかる・まつむら|1988年、兵庫県生まれ。編集者/ライター。ジーンズ&スポーツを掲げるブランド『CRT』のディレクター。著書に『ボクのニッポンサーフィンサウンド』がある。今年6月1日には二子新地にて私設ミュージアム『さんかくなみ』をオープン。

番組概要

ハワイ文化の“B面”に触れるきっかけを、例えば「ARAKAWAS」のパラカシャツで。

これDOW!?

『これDOW!?』はモノを通して知見を深めたり、生活を少しだけ豊かにするライトなエデュケーション番組です。POPEYE Web開設当初から『POP-EYE MEETING 編集会議』というのんきな雑談番組があるのだけど、そちらでは話せない趣味の話を中心に、POPEYE Webチームの好きなものが詰め込められたサブチャンネル的立ち位置。音楽企画「MUSIC FORUM」や読書企画「BOOK STACKS」の他、最近買ったモノを持ち寄ってなにげない雑談をしてみたり。ときにはゲストと一緒にモノを作ってみたりもね。(更新は不定期です)

POPEYE Web制作の他番組は以下より。

ピーター・バラカンのプロテスト・ソングあたりから始める政治の話。

POP-EYE MEETING 編集会議

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