ライフスタイル

加賀美健さんとしおりワークショップ。

モノのポッドキャスト『これDOW!?』

2023年11月1日

cover design & guest: Ken Kagami
photo: Hiroshi Nakamura
narrator: Tomoe Miyake
edit: Yu Kokubu

 モノについてあれこれ喋っている不定期配信ポッドキャスト『これDOW!?』。いつもは最近買ったモノを持ち寄ったりしている番組なんだけど、今回の配信では初めてモノ作りに挑戦! ゲストに現代美術作家の加賀美健さんをお迎えして「しおりワークショップ」を開催してみました。本特集「BOOKWORM’S DELIGHT 本をめぐる冒険。」も発売中だしちょうどいいか、ということで。ぜひ、記事と一緒に作業中の音声をお楽しみください。視聴は以下のリンクから!

しおり_これDOW

しおりワークショップの作業音はこちらから!

↓こちらの再生プレーヤーからも聴けます。

 で、どうやって「しおり」を作ろうか迷ったのですが、お金をかけすぎるのもあれだし、最初なのでラミネーターを入手して家にある雑誌や不用品を持ち寄って簡易的に作ることにしました。ちなみに今回の作業工程は以下のような感じ。

しおり完成までの3ステップ。

用意するもの。
・ラミネーター(アマゾンで2500円くらいしました)
・ラミネートフィルム
・ラミネートフィルムに挟む素材

①まずは素材を吟味する。必要な素材を選んだら、不要な部分は切ったり食べたり。

しおり_これDOW
しおり_これDOW
しおり_これDOW
しおり_これDOW

②選んだ素材をラミネートフィルムに挟んで、機械に通す。

挟む。

しおり_これDOW

入れる。

しおり_これDOW

できる。

しおり_これDOW
しおり_これDOW

どんどんラミネート。想像以上に楽しい時間が流れます。

厚みがあると失敗することもある。

③フィルムをカットして完成〜!

しおり_これDOW

必要であれば穴を開けてリボンを通すなどしてアレンジを。(上の動画で挟み損ねた蒲焼さん太郎の“タレ跡”もそれはそれで良かったので活かしで。ちなみに音声内で「Michael Krebberっぽい?」と言っているのはこれのこと)

今回の完成品はこんな感じ。

ズラーーッと。

しおり_これDOW
本来捨てるはずの外箱を使ってみたり、「対談」のように今読んでいる本に合わせた単語を選んでみたり、映画のパンフレットもいいかもねー、みんなも良かったらぜひ!

出演者のプロフィール

ゲスト

加賀美健

かがみ・けん|1974年、東京都生まれ。現代美術作家。オリジナル商品等を扱う代官山のお店『STRANGE STORE』のオーナーも務める。

Instagram
https://www.instagram.com/kenkagami

STRANGE STORE ONLINE
https://strangestore.shop/

パーソナリティ

国分優

こくぶ・ゆう|POPEYE Webクリエイティブディレクター。たまにこういう企画作りにも参加している。今回のワークショップでは1920年代のトイレットペーパーやリボンなどを持参。

パーソナリティ

内田稜真

うちだ・りょうま|2000年、神奈川県生まれ。大学在学中に「POPEYE Web」のスタッフらと出会い、そのままライターの道へ進む。今回はハズレの宝くじやパンフレットなどを持参。

番組概要

これdow!? アートワーク

これDOW!?

記事を眺めながら聴くポッドキャスト『これDOW!?』は“モノの番組”です。モノの周りにモワ〜ンと漂う想い出や脱線エピソードを中心に、インターネットでは検索できないモノについて語ってみたり、本誌であまり取り上げていないモノについてPOPEYE Webスタッフらで話してみたり、ゲストと一緒にモノを囲んでわいわいしてみたり。番組アートワークは現代美術作家の加賀美健さん。POPEYE Web制作の他番組は以下より。

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