FOOD

10月はこんなお店に行ってきた。/上野毛の『アンクルサムズサンドウィッチ』

2022.10.30(Sun)

photo: Naoto Date
text: Eri Machida

 ニューオープンや移転、リニューアルしたお店、新メニューが出た老舗や最近やたらと友達が行っているお店など、なにかと気になる飲食店にひとまず行ってみる連載がスタート。

 今月訪ねたのは、創業45周年を迎えた上野毛のサンドイッチ店『アンクルサムズサンドウィッチ』。ポパイとはほぼ同級生で、創刊時から編集部が取材させていただいているお店だ。そんな老舗が10月1日から営業時間を1時間早めて、トーストとジャムのモーニングをスタート。45年目にして突如始まった究極にシンプルなメニューが気になってお店に行ってきた。

サンドウィッチ
トーストにジャムとドリンクがついたモーニングセット ¥700
ドリンクはコーヒーか紅茶のどちらかを選べる。プラス100円でベーコン、ハム、スクランブルエッグのトッピングが可能。写真はベーコン追加。

 まず最高なのがパン、ジャム、コーヒーが一つのお皿にギュッと詰まった朝を象徴するようなこのビジュアル。ストレートすぎて逆に見たことがない盛り付けに感動する。そして、次に驚くのはトーストの分厚さ。サンドウィッチのパン2枚分の厚さにカットしているらしく、「創業当時から変わらず、小麦、塩、水だけを使ったフランスパンと同じ生地で作っているから、時間が経ってもくたっとしないの」と店主の木内恵さん。そのパンをトースターではなく鉄板で焼いているから、カリっとしていてどこまでも軽やか。

 そもそもこのトーストはスタッフがまかないとして食べていたもので、「美味しいからメニューにしちゃおう!」と木内さんが思いつきモーニングに。ここまでシンプルな“新メニュー”はなかなか見かけないけれど、積み重ねてきた歴史と素材に自信があるからこそできるんだ、と食べたら納得するはず。

 ハム、ベーコン、玉子は各100円でトッピングができて、リーズナブルだから全部のせたくなるけれど、ボリュームがすごいから頑張って1つに絞ろう。迷ったらまずはベーコンを。パンと一緒に鉄板でカリカリに焼いてくれるベーコンは、香ばしくてジューシーで歯切れも抜群だ。無造作にパンの上に置かれた様子もかっこいい。

 モーニングやサンドウィッチ以外に、フレンチトーストやチーズケーキ、バナナケーキなどのスイーツもあり、その上通し営業。食べたいと思ったときにふらっと入れるのがなによりありがたい。

 サンドイッチももちろん最高だけど、トーストのうま味がダイレクトに噛み締められるこのモーニング。お店に初めて行く人も常連さんにもぜひ食べてほしい。

インフォメーション

アンクルサムズサンドウィッチ

1977年創業。ボリューム満点のアメリカンスタイルサンドウィッチ専門店。50種類以上あるメニューの中には、よく誌面に載っていた「POPEYE」や「OLIVE」という名前のサンドウィッチも! モーニングセットは、10:00〜12:00の提供。

◯東京都世田谷区上野毛3-1-3 ☎︎03・3704・8578 火〜土10:00〜LO22:30、日10:00〜17:00 月休

Instagram
https://www.instagram.com/unclesams_sandwich/

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