カルチャー

ジメジメして外出を断念した休日に家で熟読したい3冊。

6月はこんな本を読もうかな。

2024年6月1日

text: Keisuke Kagiwada

『漢 Kitchen公式BOOK HIPHOPめし』
漢a.k.a.GAMI (著)

スヌープ・ドッグ師匠がレシピ本を出したときはびっくり仰天したが、日本勢だって負けちゃいない。そう、漢 a.k.a. GAMI がMCを務める料理番組「漢 Kitchen」が、満を持して書籍化したのだ。料理で大事なのは丁寧さより気持ちを入れること、その辺はラップと似ているって言葉は、すべての料理素人が肝に銘じるべきパンチライン。¥1,518/宝島社

『ミニシアター再訪〈リヴィジテッド〉都市と映画の物語 1980-2023』
大森さわこ(著)

”映画を観ること=映画館に行くこと”ではなくなって久しい現在、劇場の意義とは何か。1980年代から’90年代にかけて隆盛を誇ったミニ・シアター文化の歴史を跡付けることで、その問いに迫った一冊。単に失われた歴史を懐かしむ(学ぶ)ためだけでなく、未来の映画館文化を見通すための教科書にもなりそう。¥3,850/アルテスパブリッシング

『モンティチェロ 終末の町で』
ジョスリン・ニコール・ジョンソン(著) 石川由美子(訳)

人種差別や経済格差などアメリカを蝕む社会問題に肉薄した中短編集。表題作は、近未来アメリカを舞台に、トマス・ジェファーソンと奴隷の間に生まれた女性を先祖に持つ女子学生の命運が描かれる。今すぐジョーダン・ピールをエグゼクティブ・プロデューサーに据えてNetflixでドラマ化してほしい! ¥2,640/集英社