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夏の定期上映会「カルト、サイコ、耽美―狂気と幻惑の世界」にいく。
うだる夏には「あっちぃ〜」と声が出る。けれど、本当にゾッとする狂気と幻惑の世界を前にすると、人は声も出ない。そんな肝の冷える世界を見せてくれる上映会が高知県立美術館で開催する。今夏のタイトルは「カル...
『ナイトシフト』を観る。
ミュージックボックスにコインが投入され、あたりに音楽が響き渡ると、顔を真っ白に塗った1人の若い女性が、ロンドンのホテルで受付係としての夜勤を開始する。1981年に撮られた本作は、まるでホーンテッドマ...
『ドラマなふたり』を観る。
カフェでエマにひと目惚れしたチャーリーは、おっかなびっくりナンパを決行するが、彼女はノーリアクション。お呼びでないのかと思いきや、実は彼女、片耳が難聴で聞こえなかっただけだった。エマの提案でナンパを...
『左利きの少女』をチェックする。
一組の家族が台北に引っ越してくる。やつれきった表情の母は夜市で飲食店を開業し、勝気な長女は檳榔屋で働き、5歳の次女は幼稚園に入園する。しかし、新生活は順風満帆とはいかない。家父長制が根強い台湾の古い...
『また会えるよね』を観る。
南フランスの寄宿学校を舞台に、卒業を間近に控えた高校生たちの日常を追ったドキュメンタリーだ。親との関係や将来の進路に悩む一方、宿舎での馬鹿騒ぎ、川遊びやハイキング、そしてレイヴパーティで日々を楽しむ...
『よき谷の物語』を観る。
スペインのバルセロナ郊外にあるバルボナ地区。都会のほど近くにありながら、風光明媚なその“よき谷”で、実際に暮らす人々を捉えたドキュメンタリーだ。一見すると牧歌的な佇まいの彼ら彼女らだが、その口から語...
『春樹』を観る。
主人公の春樹は四川省成都出身の女優だ。しかし、長いこと標準中国語で生きてきたため、成都語は喋れない。決まりかけていた映画への出演も、それが判明してたち消えになってしまった。人生に行き詰まりを感じる彼...
『シラート』を観る。
モロッコの僻地の砂漠に、巨大なサウンドシステムが積み上げられていく。まず、このビジュアルの強さに心を鷲掴みにされてしまうのだが、レイブパーティが始まると明らかに場違いな中年男性が現れる。行方をくらま...
『急に具合が悪くなる』を観る。
高齢者向け介護施設でディレクターを務めるフランス人マリー=ルーと、演劇の公演で来仏した末期癌の日本人演出家である真理がパリで出会い、かけがえのない友情を築く。マリー=ルーはビルジニー・エフィラが、真...
『the moment/ザ・モーメント』を観る。
2024年、チャーリーxcxがアルバム「brat」をリリースし、“ブラット・サマー”なる社会現象を巻き起こしたのはご存知の通り。その喧騒の裏側を、フィクションを交え、皮肉を込めて自嘲的に振り返ったの...
『マテリアリスト 結婚の条件』が気になる。
ジェントルマンな金持ちか、貧乏だけど夢に向かって生きる俳優志望か。恋愛における古典的な二者択一を迫られる婚活カウンセラー、ルーシーをめぐる王道のロマンチック・コメディ。そういえば、監督のソンは前作『...
『スマッシング・マシーン』を観る。
”サフディ兄弟”名義をジョシュと解消したベニーが、にもかかわらずジョシュの『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』と同じく、日本が重要な役割を果たすアスリート映画を作ったのは偶然なのか必然なのか。そん...
『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』を観る。
世界に名を轟かせるマジシャン集団が、新たなメンバーを起用しつつ、とあるミッションに挑む姿が描かれる。『オーシャンズ11』シリーズみたいな、それぞれに得意分野を有する集団が何かの作戦に講じる映画が好き...
『ツイッギー』を観る。
1960年代のロンドンで巻き起こった、スウィンギン・ロンドン。このユースカルチャームーブメントを象徴するひとりが、モデルのツイッギーだ。ツイッギー(小枝)というあだ名の通りの華奢な体、ピクシーカット...
『ヒット・エンド・ファン!臨時決闘』を観る。
香港映画史上歴代NO.1ヒットを記録し、日本でも大旋風を巻き起こした『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』。続編が制作中との噂もあるが、完成まで待ちきれないって人は、ルイス・クー、ジャーマン...
『炎上』を観る。
暴力的な親の元から逃走した10代の樹里恵が、SNSを頼りに辿り着いたのは歌舞伎町のトー横。この場所に住み着くそれぞれに問題を抱えた若者たちと出会い、”じゅじゅ”というニックネームを手に入れた彼女は、...
製作60周年記念 映画『ひなぎく』4Kレストア版をチェック。
チェコ・ヌーヴェルヴァーグの傑作映画『ひなぎく』が製作60周年を記念して4Kレストア版で全国ロードショー決定。「プラハの春」(民主化運動)が起こる2年前、1966年の社会主義体制下のチェコスロヴァキ...
「第33回フランス映画祭 2026」が気になる。
今年で33回を迎えるフランス映画祭が渋谷で開幕する。ダルデンヌ兄弟やロバン・カンピヨといった世界の映画祭で高く評価されてきた名匠から、次世代を担う新鋭まで、フランス映画の「いま」を映し出す日本初公開...