ミュージックボックスにコインが投入され、あたりに音楽が響き渡ると、顔を真っ白に塗った1人の若い女性が、ロンドンのホテルで受付係としての夜勤を開始する。1981年に撮られた本作は、まるでホーンテッドマンションのような、霊的な妖しさすら漂わせるその空間で、黙々と仕事に従事する女性が、朝になりシフトを終えるまでをストイックに映していく。注目すべきは、セックス・ピストルズ結成の地『SEX』の元従業員であり、UKパンクのアイコン的な存在でもあったジョーダンが、この女性を演じていること。他にも、ペンギン・カフェ・オーケストラのサイモン・ジェフスが音楽を手掛けているなど、70年代後半に終息したパンクムーブメントと、80年代後半に産声を上げるYBA(少し前に国立新美術館での展示が話題になった)の間の真空地帯を埋めるUKサブカルチャーの手触りが、感じられる作品だ。8月22日より公開。
谷口雅彦写真展『稚児と大仏』に行く。
最近、かつての小学生たちを集めた1999年の写真集を見て、いろいろと思うことがあった。当時撮られた写真も、時を経て見返すと、また違った景色を見せてくれる。そんなタイミングで、とある写真展の開催が目に...
「The Moving Library Carrying Today into Tomorrow. この日を、未来へと運ぶ」に行く。
動画も倍速に見る時代。色んな情報やニュースも日々どんどん更新される、スピーディーなこのご時世。忙しないからこそ、情報も、噂話も、身近な電子機器も、色んなものの “賞味期限”が短いのも現代...
岡美里×岡本仁×クマタイチ「風景は、どこからやってくるのか。──演劇を見るように町を眺めてみたら」に行く。
タウントークにも登場してくれた美術作家・岡美里さんの新刊『デザイン採集譚ー「見立て」で読み解く、町の風景。』が10月14日に発売。建築や看板、店先、道具、植物、路上の小さな出来事まで、172種のデザ...
『THE NEW JAPAN 』最新号発売&展示が気になる。
『POPEYE』でもお馴染みのW. David Marxさんが編集長を務めるバイリンガル・マガジン『THE NEW JAPAN』の最新号「03 MIYAZAKI」が発売! 日本各地の文化や風土、人々...
「Tyondai Braxton Japan Tour 2026」に行く。
NYのエクスペリメンタル・ロックバンド、バトルスの結成メンバーであり、作曲家、プロデューサー、教授。多岐にわたる活動と、米オルタナ・シーンでの多彩な活躍で知られるタイヨンダイ・ブラクストン。とびきり...