TODO

『ナイトシフト』を観る。

ロビーナ・ローズ(監)

Nightshift © Cinenova

 ミュージックボックスにコインが投入され、あたりに音楽が響き渡ると、顔を真っ白に塗った1人の若い女性が、ロンドンのホテルで受付係としての夜勤を開始する。1981年に撮られた本作は、まるでホーンテッドマンションのような、霊的な妖しさすら漂わせるその空間で、黙々と仕事に従事する女性が、朝になりシフトを終えるまでをストイックに映していく。注目すべきは、セックス・ピストルズ結成の地『SEX』の元従業員であり、UKパンクのアイコン的な存在でもあったジョーダンが、この女性を演じていること。他にも、ペンギン・カフェ・オーケストラのサイモン・ジェフスが音楽を手掛けているなど、70年代後半に終息したパンクムーブメントと、80年代後半に産声を上げるYBA(少し前に国立新美術館での展示が話題になった)の間の真空地帯を埋めるUKサブカルチャーの手触りが、感じられる作品だ。8月22日より公開。

TODOリストを見る!